第5.1次辺境戦争支援ツールのテストプレイ(2)

つづき

0.1.3 地上部隊搭乗シート(Load)
      地上部隊を兵員輸送船に搭乗させたり、降機させたりする。
      兵員輸送船が損害を受けると搭乗している兵員も損害を受けるので、
      兵員輸送船と地上部隊との紐づけが必要になる為。
      以下は帝国軍正規軍部隊が兵員輸送船に搭乗する場合の例である。

(1)初期画面は下図の通りである。

(2)次のデータを入力する。
   艦隊区分、兵員輸送船名称、地上部隊名称(水色の箇所)。
   なお、地上部隊グールプ作成は空白とする(降機の際に地上部隊を纏めてグールプにする場合に使う)。

(3)情報表示ボタンを押すと下図のように表示される。
   兵員輸送船の搭乗容量は部隊の戦闘値で計算し、その上限を表す。
   AR108Sは600まで搭乗できるので、右側の部隊合計150を上回っており全部隊が搭乗できる。

(4)部隊搭乗ボタンを押すと各部隊は兵員輸送船に搭乗し、済の表示になる。

(5)戦隊の部隊搭乗シート(sqtr_i)のAR108Sを見ると搭乗している部隊のアドレスが登録されている。
   AR108Sが損害を受け半壊すると、搭乗している部隊も全て50%の損害を受ける。
   支援ツールではVBAプログラムで自動的に計算するので、手間がかからない。
   その代わりに搭乗/降機の操作が必要になる。

次回へつづく

<個人的な感想>
艦隊戦や星系防衛艇との戦いで兵員輸送船が損害を受けると搭乗している部隊も損害を受ける。
紙マップとカウンターでプレイする際には、その記録が煩雑な作業になりそう。

このゲームは作戦級のウォーゲームと思ったが提督の役割を果たすゲームではない。
幕僚達の役割が多く含まれていて、今誰の仕事をしているのか分からなくなる。
例えば上記のような”どの兵員輸送船にどの部隊を乗せたか”、”兵員輸送船が沈没したので、
どの部隊が全滅したのか”などは提督の仕事ではない。
提督の仕事は、”どの艦隊をどこに投入するか”、”戦況が厳しいので後退するかどうか”などを
判断する事であると思う。
このゲームはプレイヤーが1人何役もこなす必要があり、なかなか提督の仕事が回ってこない。

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