Tokyo Expressの味見Part3(1)

初級ルールを使ったルンガ沖夜戦をプレイしてみた。
今回のプレイ目的は、初級ルールがどの程度模擬精度が高いのかを見るためである。
その為、史実のような日本艦隊の行動はしないで、あくまで戦闘行動図に従った行動をする事にした。
戦闘行動図の命令は、おかしなこともあるが、全体的には米国艦隊を攻撃するようにできている。
Tokyo Expressの標準ルール歴史的シナリオ15.4Tassafarongaを参考に一部変更した。

1.変更点
(1)初期配置はルンガ沖夜戦を参考に下図とした。
   日本艦隊は高波(右に単独でいる)を哨戒艦として敵の接近を知らせる任務を与え、
   他の7隻はドラム缶を投入中である。
   米国艦隊は未だ日本艦隊を検知していなくて、現行の進路で航行中である。

(2)前衛の駆逐隊(本隊左下の4隻)は戦闘に参加させずに、9の位置周辺で警戒させる。
   →Part2の結果のように重巡の攻撃で駆逐艦は撃滅できると考えた為。
    無理に参加させて沈没することになるのは避けたい。

(3)その他は初級ルール(逐次回頭を可能)に沿ってプレイし、
   シナリオの特殊ルールは適用しない。
   →特に田中少将の魚雷攻撃の賽の目2改善は適用しない。

2.ターン1
(1)開始時の配置は上図の通り。
   なお、砲撃力を高めるために、右60度回頭の行動命令を準備しておく。
   実施は敵を発見後とする。

(2)戦闘
 (A)6移動後に戦闘チットを引き、戦闘が始まる。
 (B)戦闘開始前に日本艦隊を発見していたので、右60度逐次回頭を実施していた。
    日本艦隊は哨戒艦の高波だけが雷撃・砲撃ができた。他は距離が遠いか高波が邪魔で攻撃できない。
    米国艦隊は本隊の重巡3軽巡1が砲撃できる。前衛の駆逐艦4隻は事前の命令通りに、
    待機して攻撃はしない。

 (C)戦闘結果
    日本は高波が集中砲火を浴びて沈没した。
    米国に損傷はなし(高波の魚雷が外れた)。

次回へつづく

<個人的な感想>
ターン1では史実と同様に高波が集中砲火を浴びている。
高波の魚雷攻撃が当たらなかったのは不運である。