第2次ダンツィヒの戦い(8/E)

<10:40終了時点の状況>
<全体図>

<勝利判定>
フランス軍の勝利である。(史実通りの結果)

<人員の戦力と損失>
ゲーム損失=歩兵1戦力100人、騎兵1戦力50人で計算したゲームで失った人員を2で割ったもの。
但し、捕虜は降伏時の戦力が全て損失になるので、2で割る事はしない。
史実戦力と損失=次の2つから引用した実際の戦いの推定死傷者数。
Siege of Danzig (1807) Attempts to relieve the city
Spearhead to Victory. Marshal Jean Lannes and the Reserve Corps at the Battle of Friedland, 14 June 1807.pdfのp4

 ゲーム戦力史実戦力今回ゲーム損失前回ゲーム損失史実損失
フランス軍1110014502700225
連合軍 96007000307519502600

<シナリオ見直しの評価>
全体的に見直しは妥当と判断する。理由は以下の通り。
1)ロシア軍の活躍は適度に抑えられた。損害が出るに従って不活発になり、
  最終的には退却を余儀なくされるのは、それらしい雰囲気がでている。
  士気補正-3は適切と判断する。

2)プロシア軍の増援部隊は、多くも少なくもなく適切と判断する。
  なお、Bulow部隊の投入機会をもっと多くした方が接戦になると思われる。
  →史実通りではなく、ゲームバランスを優先するならば。

3)フランス軍第10軍団の初期配置を集中させた事は適切と判断する。
  ロシア軍に対して兵力優勢を保てるので、史実通りになる。
  但し、ザクセン軍3400人はロシア軍に比べて戦闘力・士気とも劣るので
  ロシア軍団とフランス軍第10軍団は同等の戦闘力・士気と思う。

<個人的な感想>
交戦してから暫くは接戦だったので、プロシア軍の増援部隊が早く到着すれば
勝敗が変わる可能性はあると感じた。
フランス軍の増援部隊(擲弾兵師団)が渡河する舟橋を押さえれば、ロシア軍が
勝てる可能性は充分ある。その為には、Bulow部隊規模の増援が必要である。