プロセスの優先度変更は逆効果になる

バタイユゲーム支援ツール強化版を高速化しようとしてEXCELの
プロセス優先度を変更したら、逆に処理が遅くなった。
後のために、以下にメモしておく。

1.テスト内容
(1)処理時間を計測したEXCELシート

(2)処理時間
   変更前(優先度は通常)は7.4秒。

   変更後(優先度は通常以上)は9.8秒。数回試しても同様の結果。

   優先度を元に戻しても13.5秒。数回試しても同様の結果。

   Windowsを再起動して優先度を初期値(通常)のままにすると7.9秒。
   →変更前と同等。

(3)具体的な変更方法
   タスクマネージャーの優先度の設定から通常以上を選択した。(下図)

2.結論
  プロセス優先度を変更すると処理が遅くなり、Windowsを再起動しない限り解消しない。
  その為、バタイユゲーム支援ツール強化版のプロセス優先度は変更しない。

3.参考資料
  下記のWEBページにお世話になりました。ありがとうございます。
 ・Windows10 – プロセス(アプリ)の優先度を変更する方法

<個人的な感想>
全く予想外の結果である。
PCの各種リソースを優先的に割り当てるかどうかを指定する機能が優先度変更であるが、
その効果が逆になっている(通常以上なのに、通常よりも処理時間が長くなる)。

思うに、優先度変更機能は使わないほうが良い”罠の機能”である。
Windowsは起動してから自分で各プロセスの優先度を決めて動かしており、
途中で変更されても上手く対応できていない。その為、再起動以外に解消する方法がない。
こんなにお粗末な機能とは思わなかった。