CPUの最大動作クロック数を少し上げてバタイユゲーム支援ツール強化版の高速化を試みた。
結果は余り変わらなかったが、この設定で使うことにしたので以下にメモしておく。
1.結論
処理時間は余り変わらないが、気分的に早いような気がしたので使うことにした。
(1)処理時間を計測したEXCELシート
(2)処理時間
変更前は7.4秒。
変更後は7.4秒。
射撃戦で下図2ケ所のように士気チェックを行った場合である。(変更前と同様)
3.具体的な変更方法
CPUコア番号の0から数えて1と2の最大クロック数を100Hz上げた。
(1)マザーボードのユーティリティEasyTuneから変更した。
なお、EasyTuneはCPUコア番号を1から数えているので、2と3を上げ、4を下げた。
(4を下げたのは全体的なバランスを取った為)
変更前
変更後
(2)CPUコア番号1と2を対象にした理由。
バタイユゲーム支援ツール強化版を動作させた時のリソースモニタを見ていたら、
下図のようにコア番号1と2で使用率が上がった為。
変更後のリソースモニタも下図のようにコア番号1と2で使用率が上がった。
4.その他
変更後の最大クロック数でテストし、士気チェックが2ケと5ケ(下図)の場合から
射撃戦の処理時間aと士気チェックbの処理時間bの概算を計算してみた。
士気チェックが2ケの場合 10a + 2b = 7.4sec
士気チェックが5ケの場合 10a + 5b = 8.8sec
a=0.65sec, b=0.46sec
<個人的な感想>
100Hzの変更では目に見える効果はないのかもしれない。
しかし、リソースモニタを見るとCPU#0はOSが使っていて
#1と#2をアプリに割り振っているように思える。
そこで、この2つだけ最大動作周波数を4.6MHzにして、
#3から#5は余り使われていないので4.3MHzに統一した。