ゲームが面白くなる要素(2/E)

つづき

3.ゲームの比較
  レッド・デッド・リデンプション2(RDR2)、Total War Saga: Troy(TWS)、ボードゲームのウォーゲーム(BWG)を比較する。
  比較結果は2行目から低・中・高の3段階に分けた。
  (注記)*1:Total Warシリーズを経験済な為。 *2:習熟しないと実現させることが難しい。
      *3:実現させることが困難(可能か疑問がある)。 *4:史実を知らないと物語を感じられない。

比較項目RDR2TWSBWG
1-1新鮮な体験ができるかどうかできるできない*1色々
2-1自分の意志が反映される高*2
2-2勝つために考えた事が反映される高*3高*2
2-3大きな報酬が得られる高*3
2-4物語がある中*4中*4
2-5探検できる領域がある
2-6グラフィックが素晴らしい

4.比較項目の比重
  上記項目の比重は個人により異なると思う。私の場合は、次の配点としている。
 ・新鮮な体験ができるかどうか :できるなら2点、できないなら0点。
 ・上記以外 :高1点、中0点、低-1点。
 ・習熟度や史実知識に左右される場合(上記3項の注記参照) :低から中か高まで変わる。
 (注記)上記*2は習熟しているものとして全て高とした。(バタイユゲームを想定した)
     上記*3は習熟していなかったので全て低とした。(Total Warは久しぶりで変わった点が多く、分かりにくかった)
     上記*4はゲーム終了時点での全般的な感想が史実に近いかどうかで決めた。TWSは低、BWGは中とした。
     *5 初めてバタイユゲームに出会った時は、新鮮な体験ができてグラフィックも当時としては素晴らしかったので4。

比較項目RDR2TWSBWG
合計点-41か4 *5

<個人的な感想>
数値の差が面白さに比例するかどうかは何とも言えないが、大雑把な感じでいえば合っている。
RDR2とバタイユゲームに初めて出会った時は、とても面白かった。
TWSは2度とプレイすることはないと感じた。分かりにくいし、思うような展開に持っていく方法が分からない。

なお、バタイユゲームは24年前に出会ったが、その時の面白さは余り減っていない。
2年前のバウツェンの戦いを序盤だけプレイした感じでは、十分に面白い。
一度ハマったものは、長く続くのかもしれない。

習熟により評価が上がるかどうかで、ウォーゲームの面白さが左右されると思う。
ゲームシステムが分かりにくかったり、作業しているだけで手一杯になるなど、
”自分の意志”と”勝つために考えた事”が反映されないと感じれば面白くない。
※バタイユゲームは習熟に時間が掛かかる事、プレイに時間がかかる事(詳細ルールを参照するので)、
 などで面白いと思う人が少ないのかもしれない。
 年齢が若い時は夢中になってルールを読み、計算も電卓片手に出来た。(時間も確保できた。)
 老齢化すると共に情熱と計算能力も低下して”億劫になる”と、ビッグゲームはプレイできなくなる。
 支援ツールなどを作ってプレイ効率を上げているが、なかなか手が出せないでいる。(時間は確保できる・・・。)