自分に合うゲームとは(1)

Don’t Tread On Meをプレイしていて、改めて自分に合うゲームとは?との疑問が生じた。
このゲームはboardgamegeekのレーティングが7.8と高い方である。
しかし、Don’t Tread On Me(31/E)にも記述したが、自分には合わない(面白くない)。
そこで、お気に入りのバタイユゲームと比べて何が違うのかを整理してみた。
違いがあれば、その点が自分に合うか合わないかの基準になると思う。

1.評価項目
  一般的なウォーゲームの評価項目は見当たらなかったので、5W1H(いつ、どこで、誰が、
  何を、何故、どのように)を項目とした。

2.いつ
(1)時代
   バタイユゲームはナポレオン戦争の時代である。
   Don’t Tread On Meはアメリカ独立戦争(上記よりも約20年前)の時代である。

(2)上記時代の知識
   ナポレオン戦争の時代は、色々調べたので十分な知識はある。
   しかし、アメリカ独立戦争の時代は、ほとんど知らない。

(3)知識の違いによる影響
   ゲームに没入できるかどうかの違いに影響があると思う。
   ナポレオン戦争時代のマスケット銃の射程、兵士の携帯する弾数、制服、戦術などを知っているので、
   ある程度の想像ができる。しかし、アメリカ独立戦争時代では何も知らないので、ゲームのユニットと
   アメリカ東部の小縮尺地図だけ見ても想像できない。
   →共感できるような何かがないと面白みがでないのかもしれない。

3.どこで
(1)地理的位置
   バタイユゲームでは、基本的にヨーロッパである。
   Don’t Tread On Meでは、USA東部地区である。

(2)地理的位置の違いによる影響
   これは小さいと思う。個人的にヨーロッパもUSA東部地区も行ったことや
   住んだことがないので、単に地理の知識しかない。

4.誰が
(1)主役
   バタイユゲームでは、基本的にナポレオンである。(不在の戦いもあるが)
   Don’t Tread On Meでは、特別な主役はいない。(イギリスの植民地大臣でも、ワシントンでもない)

(2)主役の違いによる影響
   これは大きいかもしれない。
   ナポレオンと”存在感のない誰か”では、戦う際に”やる気”が全く違う。

5.何を
(1)ゲームが再現するもの
   バタイユゲームは、当時の会戦規模の戦場である。その中でナポレオンか配下の軍団長の立場で
   戦いを指揮する。史実通りの結果になる訳ではないが、全体的には同様な戦況が再現される。
   Don’t Tread On Meは、一般的な戦略の経過と重要な史実を紹介するゲームである(*)。再現はしないで、
   ゲームの中で類似のイベントで代用する。その為、史実とゲームの進行は、必ずしも一致しない。

(2)ゲームとシミュレーション
   バタイユゲームは、シミュレーションとゲームの両方である。
   Don’t Tread On Meは、ゲームである。(シミュレーションではない)(*)

(3)ゲームの規模
   バタイユゲームは戦術級(歩兵ユニットは大隊規模)である。
   Don’t Tread On Meは戦略級(陸海軍+資金を考慮)である。

(4)再現するものなどの違いによる影響
   これは大きいかもしれない。目標を絞って戦況を再現するものと、その時に
   このような史実がありましたと紹介が付いているゲームでは、没入感が全く違う。
   ゲームにするには、ある程度の割り切ったデザインが必要と思うが、
   初めからシミュレーションを除外したものは比較にならないのかもしれない。
   →個人的には、単にゲームよりもシミュレーションとゲームの両方を含む方が好みである。

注記 (*)ルールの[1/0]Introductionに次の記述がある。
    It’s not a detailed historical simulation, but is designed as a fun and challenging game
    that illustrates the general strategic course of the war and highlights important historical themes.

次回へつづく

<個人的な感想>
ここまでの比較では、ゲームへの没入感が深い方が自分の好みに合うと思う。