Don’t Tread On Me(31/E)

つづき

(6)反乱軍の配置
 (A)安全委員会の配置
    カロライナ州Piedmontにユニットを配置する。
 (B)正規軍の配置
    賽を1ケ振り、アトランティック海域が開始点となる。
   ・バージニア州Tidewaterに2部隊配置する。
   ・ニュー・イングランド州Conneticat CoastとMaine & Nova Scotiaに各1部隊配置する。
   ・ニューヨーク州には部隊配置できないので、忠誠度を1つ下げる。
   ・ペンシルベニア州には部隊配置できないので、忠誠度を1つ下げる。
   ・バージニア州には部隊配置できないので、忠誠度を2つ下げる。
   ・ワシントンはバージニア州に留まる。

(7)第2回戦闘
   次の3州で戦闘が行われる。

 (A)ニュー・イングランド州Massachussets Shore
  (a)民兵の招集
     王党派が0、反乱軍が3招集される。
  (b)戦闘結果:AR-P
     反乱軍がRhode Islandへ退却し、イギリス軍に損害はない。
  (c)忠誠度への影響
     上限なので、そのまま。

 (B)バージニア州Tidewater
  (a)民兵の招集
     王党派が0、反乱軍が3招集される。
  (b)戦闘結果:DE
     イギリス軍が全滅し、反乱軍に損害はない。
  (c)忠誠度への影響
     1つ下がる。

 (C)カロライナ州Piedmont
  (a)民兵の招集
     王党派が1、反乱軍が1招集される。
  (b)戦闘結果:EX
     反乱軍が全滅し、イギリス軍は生き残る。
  (c)忠誠度への影響
     忠誠度が1つ上がる。

(8)反乱戦役
 (A)戦役の規模
    賽を2ケ振り、賽の目が5と6なので大規模戦役となる。

 (B)増援
    カロライナ州には正規部隊が配置されない(予備部隊がない為)。
    カロライナ州Tidewaterに安全委員会1部隊が配置される。
    広範囲の支援はない。

 (C)大規模戦役
   次の1州で戦闘が行われる。

  ・カロライナ州Piedmont
  (a)民兵の招集
     王党派が2、反乱軍が1招集される。
  (b)戦闘結果:AE
     反乱軍が全滅し、イギリス軍に損害はない。
  (c)忠誠度への影響
     上限なので、そのまま。

(9)補給
   特になし。

(10)自由
 (B)州の支配
    目標州のカロライナ州を含む3州を支配できなかったので、自由マーカーは1つ進む。
 (C)州の忠誠度
    ニューヨーク、ペンシルベニア州はイギリス軍が支配しているので、1つ上がる。

(11)予期しない出来事
    なし。

これまでの状況を反映全体図

ニュー・イングランド州の拡大

ニューヨーク州とケベックの拡大

ペンシルベニア、バージニア、カロライナ州の拡大

戦争捕虜の拡大

<個人的な感想>
結局レベル7の限定的な勝利(史実通りとの事)となった。
賽の目に恵まれたので、こんなものかもしれない。
boardgamegeekのフォーラムでは、Tough(骨の折れる、しぶとい)と表現されており、
勝てるのか?勝利条件が間違っているのではとの意見もある。

ゲーム全体の感想としては、次の3点である。
1)主導権は反乱軍にあるので、振り回される感じが大きい。
2)勝利条件の3州支配が難しく、かなり賽の目に左右される。
3)ゲーム序盤は、”勝てる気がしない”。先行きが真っ暗に思える。

同じ作者のN:The Napoleonic Warsと類似のシステムだが、上記の
1)3)については、本作のほうが厳しい。
その為、厳しく先行きが見えない戦いでも気にしない人には合っているが、
そうでない人には、楽しくない・・・。疲れるほうが大きい。
イギリス3部作の残り1つ”Mrs Thatcher’s War: The Falklands, 1982”を
買うことはないと思う。自分には合わない。