つづき
(6)反乱軍の配置
(A)安全委員会の配置
カロライナ州Piedmontにユニットを配置する。
(B)正規軍の配置
賽を1ケ振り、アトランティック海域が開始点となる。
・バージニア州Tidewaterに2部隊配置する。
・ニュー・イングランド州Conneticat CoastとMaine & Nova Scotiaに各1部隊配置する。
・ニューヨーク州には部隊配置できないので、忠誠度を1つ下げる。
・ペンシルベニア州には部隊配置できないので、忠誠度を1つ下げる。
・バージニア州には部隊配置できないので、忠誠度を2つ下げる。
・ワシントンはバージニア州に留まる。
(7)第2回戦闘
次の3州で戦闘が行われる。
(A)ニュー・イングランド州Massachussets Shore
(a)民兵の招集
王党派が0、反乱軍が3招集される。
(b)戦闘結果:AR-P
反乱軍がRhode Islandへ退却し、イギリス軍に損害はない。
(c)忠誠度への影響
上限なので、そのまま。
(B)バージニア州Tidewater
(a)民兵の招集
王党派が0、反乱軍が3招集される。
(b)戦闘結果:DE
イギリス軍が全滅し、反乱軍に損害はない。
(c)忠誠度への影響
1つ下がる。
(C)カロライナ州Piedmont
(a)民兵の招集
王党派が1、反乱軍が1招集される。
(b)戦闘結果:EX
反乱軍が全滅し、イギリス軍は生き残る。
(c)忠誠度への影響
忠誠度が1つ上がる。
(8)反乱戦役
(A)戦役の規模
賽を2ケ振り、賽の目が5と6なので大規模戦役となる。
(B)増援
カロライナ州には正規部隊が配置されない(予備部隊がない為)。
カロライナ州Tidewaterに安全委員会1部隊が配置される。
広範囲の支援はない。
(C)大規模戦役
次の1州で戦闘が行われる。
・カロライナ州Piedmont
(a)民兵の招集
王党派が2、反乱軍が1招集される。
(b)戦闘結果:AE
反乱軍が全滅し、イギリス軍に損害はない。
(c)忠誠度への影響
上限なので、そのまま。
(9)補給
特になし。
(10)自由
(B)州の支配
目標州のカロライナ州を含む3州を支配できなかったので、自由マーカーは1つ進む。
(C)州の忠誠度
ニューヨーク、ペンシルベニア州はイギリス軍が支配しているので、1つ上がる。
(11)予期しない出来事
なし。
これまでの状況を反映全体図
ニュー・イングランド州の拡大
ニューヨーク州とケベックの拡大
ペンシルベニア、バージニア、カロライナ州の拡大
戦争捕虜の拡大
<個人的な感想>
結局レベル7の限定的な勝利(史実通りとの事)となった。
賽の目に恵まれたので、こんなものかもしれない。
boardgamegeekのフォーラムでは、Tough(骨の折れる、しぶとい)と表現されており、
勝てるのか?勝利条件が間違っているのではとの意見もある。
ゲーム全体の感想としては、次の3点である。
1)主導権は反乱軍にあるので、振り回される感じが大きい。
2)勝利条件の3州支配が難しく、かなり賽の目に左右される。
3)ゲーム序盤は、”勝てる気がしない”。先行きが真っ暗に思える。
同じ作者のN:The Napoleonic Warsと類似のシステムだが、上記の
1)3)については、本作のほうが厳しい。
その為、厳しく先行きが見えない戦いでも気にしない人には合っているが、
そうでない人には、楽しくない・・・。疲れるほうが大きい。
イギリス3部作の残り1つ”Mrs Thatcher’s War: The Falklands, 1982”を
買うことはないと思う。自分には合わない。