自家製ルールでプレイした結果を以下に記載する。
目的は、”シミュレーション精度を上げる事”と”面白さとプレイし易さ”の
バランスが取れているかどうかである。
1.初期配置と基本計画
フランスの勝利条件は、ウィーン占領と連合軍戦力を29未満にする事である。
オーストリア・ロシアの勝利条件は、フランス軍戦力を24未満にする事である。
なお、ナポレオンを捕虜にするか戦死させれば、その時点でオーストリア・ロシアの勝利となる。
フランス軍の基本計画は、ドナウ川に沿って西へ向かいオーストリア軍の18戦力を
壊滅させ、ウィーンの占領を目指すと予想できる。
2.オーストリア・ロシア連合軍の計画
ウルムに居るオーストリア軍は遅滞戦闘で時間を稼ぎながらウィーンに後退する。
ロシア軍はウィーンを目指してオーストリア軍と合流し、その後フランス軍と決戦する。
ベニスに居るオーストリア軍はミランに居るフランス軍を攻撃し、拘束する。
インスブルックに居るオーストリア軍は待機する。
フランス主力軍がミュンヘンより東に侵攻した場合は、インスブルックに居るオーストリア軍が補給線を遮断する。
3.フランス軍の計画
第1段階(1st)は、主力でウルムを包囲して降伏させる。
第2段階(2nd)は、主力でウィーンを攻略する。
その後は、戦力の大きい敵軍を捕捉して連合軍の総戦力を24未満にする。
<個人的な感想>
前回のようにナポレオン本隊だけでウィーンを目指すのは論外である。
連合軍の戦力を24未満にする前に、ナポレオンが捕虜になる。
その意味で、自家製ルールの方がシミュレーション精度は高い。