VASSALモジュール作成手順を整理(3)

つづき

6.ユニットの表画像の作成
  下記のWEBページを参考にして、表画像を作成する。
  ユニット画像の製作(7)
  指揮官を作成する場合の例を以下に示す。同様に砲兵、騎兵、歩兵も作成する。
(1)製作参照情報の指定
   ユニット基本情報の軍団Noは、今回eを使う。
   それに対応して下図枠内のように必要な情報を指定する。

(2)作成するユニットの移動力を入力
   下図枠内のように指揮官の行のK列に移動力を入力し、csvファイルとして保存する。(入力形式がcsvなので)
   なお、ユニットは軍団毎、兵種別毎(指揮官、砲兵、騎兵、歩兵)に製作する事を前提にする。(一括製作は難しいので)
   今回は軍団はないので、部隊全部を1つの軍団と扱う。(軍団記号はMとした)

(3)フランス軍指揮官作成用のGIMPファイルFr_Gn3.xcfを開く。
   自分の場合は、D:\WORK\temp\working\gimp_pythonのフォルダに入れてある。
(4)GIMPのメニューからPython-FuのプログラムFrcmdを起動する(下図)。
   プログラムソースは、最後に示す。
   なお、プログラムは下記のフォルダに入れておき、23行目のファイル名称を上記(2)のcsvファイルに変えておく。
   C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\GIMP\2.10\plug-ins

(5)正常に動作すると、上記Fr_Gn3.xcfと同じフォルダに表画像が作成される(下図)。

(6)製作参照情報の更新
   下図枠内のように、書き込みポインタが作成数だけ更新される(今回は1)。

(7)基本情報csvファイルの更新
  下図枠内のように、表画像名称の欄にファイル名が出力される。この内容を基本情報にコピーしておく。

次回へつづく

<個人的な感想>
機械的に作成するので、名称の打ち間違いが無い事も良い点である。