バウツェンの戦い序盤その2(6/E)

<9:00開始時点の状況>
<全体図>

<9:20終了時点の状況>(2ターン経過後)
<全体図>
フランス軍第11軍団は、12ケ大隊が潰走して部隊士気レベルは1から2に低下した。
フランス軍第12軍団は、2ケ大隊が潰走して部隊士気レベルは0のまま。また、砲兵1ケ中隊が全滅した。
ロシア軍ミロラドヴィッチ部隊は、1ケ大隊が潰走、1ケ大隊が降伏したが部隊士気レベルは0のまま。
これまでに、砲兵1ケ中隊が全滅し、1ケ中隊が降伏した。タタール・ウラン騎兵連隊は突撃後に包囲されて降伏した。
サン・プリースト部隊は、3ケ大隊が全滅、1ケ大隊が降伏、4ケ大隊が潰走して部隊士気レベルは0から2に低下した。
また、砲兵5ケ中隊が降伏した。

<ロシア軍左翼上>
この方面では、戦闘は未だ発生していない。フランス軍第29師団は、進軍方向を左に変えて、
ロシア軍中央を側面から攻撃する事にした。

<ロシア軍左翼左>
フランス軍第14師団は、第29師団に代わってロシア軍左翼を側面から圧迫しつつある。
砲撃戦があっただけで、白兵戦はない。

<ロシア軍中央左>
Rieschenはロシア軍が再奪取し、堡塁も砲兵だけで頑張っている。
ロシア軍騎兵が邪魔でフランス軍は突破口を拡大できないでいる。

<ロシア軍中央右>
フランス軍はRabitzとDaranitzを占領したが、Panitzと近郊の塹壕はロシア軍が保持しており、
双方とも不満が残る戦況である。

<ロシア軍右翼>
フランス軍は、銃眼付き建物周辺と2つの堡塁を奪取したが、最前線の歩兵が1ケ大隊のみとなった。
これ以上の攻撃続行は難しい。

<個人的な感想>
9:20終了時点での形勢は、互角と判断する。双方とも不満はあるが、損得のバランスは均衡している。
但し、フランス軍は作戦計画から外れた部隊配置となっており、想定外の戦況である。
特に堡塁を正面から攻撃した第35師団が壊滅(12ケ大隊のうち2ケ大隊が全滅、8ケ大隊が潰走)した事が
痛手である。バウツェンの戦い本戦では、堡塁を正面から攻撃(射撃による牽制でも)する事は避けた方が良い。
ME版の勝利条件に当てはめると、連合軍の戦術的勝利であるが、そうは思えない。