Pythonの開発環境を変える

今までは、下記の開発環境でプログラミングしていた。
ANACONDA + Jupyter Notebook
しかし、Jupyter Notebookの進化版JupyterLabが良いとの事で、
この機会に下記の開発環境に変える事にした。
pipenv + JupyterLab
後の為に、違いなどを以下にメモしておく。

1.インストール
  下記のWEBページにお世話になりました。ありがとうございます。
  ・Python:Python3をインストールして使うまで(Windows編)
  ・Windows + Python + pipenv でらくらく開発環境構築
  ・【Python】PipenvでJupyterLabを使う
2.主な違い
(1)Jupyterの起動
 (A)今までの環境(ANACONDA)
    下図枠内のようにANACONDAから開く。

 (B)新しい環境(pipenv)
    下図枠内のようにコマンドラインから起動する。

(2)フォルダ構成
 (A)今までの環境(ANACONDA)
    下図のように関係ないフォルダが表示されるので、少し使いにくい。

 (B)新しい環境(pipenv)
    下図のようにプロジェクト内のフォルダ・ファイルのみ表示されるので、使いやすい。

(3)Jupyterセル画面
 (A)今までの環境(ANACONDA)
    下図のようにセル画面がブラウザのタグとして表示される。

 (B)新しい環境(pipenv)
    下図のようにセル画面がブラウザではなく、Jupyter内のタグとして表示される。

(4)モジュールのインストール
 (A)今までの環境(ANACONDA)
    下図のようにANACONDAから必要なモジュールを検索・インストールする。

 (B)新しい環境(pipenv)
    下図のようにWEBから検索する。インストールはコマンドラインから行う(例:pipenv install requests)。

    なお、上図のように色々なものが混在して検索されるので2016ケにもなる。
    そこで、下図のようにフィルターでproductuion/stableをマークして絞り込むと良い。

<個人的な感想>
全般的に新しい環境のほうが使いやすい。
ただ、モジュールのインストールは、自分で必要なものを個々にインストールする必要がある事と、
検索が分かりにくい事が短所である。自分も初めはフィルターなしで検索し、間違ったモジュールを
インストールした為に、pythonでモジュールが見つからないエラーが出て苦戦した。