ロシア戦役帰還シナリオの検討(1)

1812年戦役とコサックで調べたように、フランス軍はコサックにより
多大の損害を受けた。その模擬をしようと、簡単なシナリオを検討する。

1.基本的な考え方
  模擬するのは、弾薬不足の歩兵がコサックに囲まれながら安全地帯まで
  帰還する際の恐怖である。少数ながら、常に隙きを伺って付いて来て、
  誤った行動をすれば襲いかかって被害を受ける環境を模擬する。
2.ゲーム時間
  1812年11月12日のスモレンスク周辺の日の出、日の入り時刻を基に、
  ゲームの1ターン20分から以下のように決める。( )内の時刻は上記の時刻。
  黎明開始  7:40(7:27) →朝方の黎明開始
  日の出   8:20(8:10) →昼の扱い開始
  日の入り 16:00(16:07) →夕方の黎明開始
  黎明終了 16:40(16:49) → 17:00から夜の扱い
  ゲーム開始 = 7:40
  ゲーム終了 = 未定(フランス軍が全てマップから脱出できた時)
  必要なら、夜も行軍を可能とする(制約を設けるが)。
3.天候
  初期値は雪とする。以降は、アイラウの戦いの天候ルールを使って、
  ランダムに決める(晴れ、雪、吹雪の3通り)。
  但し、午前0時から黎明までは雪とする(通常ならば使わないので固定値とする)。
4.ゲームマップ
  下図の自家製のリンブルグを使う(以前に完全自作で作ったものを少し修正)。

次回へつづく

<個人的な感想>
史実の模擬ではなく、コサックがどの程度損害を与えられるかの
簡単なシミュレーションである。その為、なるべく簡素化したい。

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