つづき
(2)作戦詳細
(A) フランス軍
・主攻撃(下図Main)は、第3軍団第8師団が正面から行う。この方面は橋、湿地、小川、池などがあり、
狭い戦場となるので戦力の優位を活かすのが簡単ではない。必要に応じて左右に迂回機動する。
・補助攻撃1(下図Sub1)は、第5軍団第16師団が担当するが、2日前にヴァイシッヒの戦いに参加した。
その為、歩兵戦力が3500人から2500人、大砲が16門から8門に減少している。相手に無傷の竜騎兵
2ケ連隊もいるので、攻撃の成功は難しいかもしれない。(余り当てにしないで、敵の牽制と割り切る)
・補助攻撃2(下図Sub2)は、増援第1陣の第3軍団第9師団が行う。移動距離は長いが、現在の敵は
コサック(通常歩兵には突撃できない制約がある)3ケ連隊なので、駆逐できる。
・増援第2陣の第10師団は、到着時(地図上端の道路端から)の戦況により進路を決める。
・増援第3陣の猟騎兵3ケ連隊(下図Cav?)は、バラバラに到着時刻も未定で来る。
(B)ロシア軍
・基本的には、下図Passiveを主戦場として防御に徹する。最前線に応援は送らない。
最前線の部隊は、無理せずに戦いながら、ゆっくりと後退する。
・初めは、下図Activeの領域で戦力を集中して戦う事を考えた。しかし、この為には、
ロシア軍総司令部直属の前衛部隊(ランスコイ少将)を指揮下に入れる必要がある。
ロシア軍総司令部は、この部隊を予備として温存する考えである。その為、会戦序盤で
交戦させるつもりはなく、このシナリオでは移動を禁止する。
<個人的な感想>
戦力的には、フランス軍が優勢である。シナリオ終了までに、どこまで進軍できるかが
楽しみである。なお、9:40以降はシナリオ1に移行するので、勝敗は決めない。