連戦の戦力回復 見直し

ケーニヒスヴァルタの戦いをプレイした結果で、戦力の回復を計算した。
しかし、勝利の内容で判断するのは難しい事に気付いた。以下に問題点と
対策を整理する。

1.問題点
 部隊士気レベルの管理部隊(軍団など)が複数ある場合に、勝利の内容だけで
 戦力回復量を決めるのは疑問がある。
 例)ヴァイシッヒの戦い
 引き分けとなったが、参加した連合軍は2つの部隊がある。ロシア軍予備軍団
 (第2擲弾兵師団が主力)はレベル0、プロシア軍第2軍団はレベル2となった。
 損失の少ないロシア軍と損失の多いプロシア軍を同じ扱いにするのは疑問である。
 損失が多ければ、回復量が少なくなるのが適切と思う。

2.対策案
(1)基本的な考え方
  勝利内容ではなく、部隊士気レベルで決めるのが良いと思う。部隊士気レベルは、
  部隊の損失が反映される(正確には潰走した大隊数と全滅した大隊数の合計で決まる)。

(2)部隊士気レベルと回復係数
  1レベルの回復係数の値をどのように決めたら良いか分からない。そこで、
  実際にプレイした結果を基に、回復係数と回復戦力を調べてみた。
 (A)ケーニヒスヴァルタの戦いとヴァイシッヒの戦い
  (a)フランス軍

  (b)連合軍

 (B)上記の内容を検討した結果
   1レベルを0.1として、以下とする。

部隊の士気レベル回復係数
0.5
0.4
0.3
0.2

   理由は、以下の通り。
   ・回復係数と回復戦力は、階段状の関係にある。正比例ではない。
   ・上記階段を1段階変えるような回復係数が良い。
   ・基準(部隊の士気レベル0)は、旧ME版とCOA版と同じ0.5とする。

3.適用例
 ケーニヒスヴァルタの戦いとヴァイシッヒの戦いに適用した例を以下に示す。
(1)フランス軍

部隊名士気レベル回復係数戦力損失回復戦力
第15師団0.229
第5軍団0.454

(2)連合軍

部隊名士気レベル回復係数戦力損失回復戦力
ロシア軍トーリー部隊0.521
ロシア軍予備軍団0.512
プロシア軍第2軍団0.334

 

<個人的感想>
士気レベルが1以上になると、回復戦力が極端に小さくなる点が気になる。
旧ME版とCOA版の一律0.5も捨てがたい気がしてきた。この場合、上記の
回復戦力は、以下のようになる。
・第15師団 =13、 第5軍団 =21
・プロシア軍第2軍団 =14
もう暫く考えてみる必要がありそう・・・。