つづき
3.プログラムの作成方針
ボタン1つでOOBが作成出来る筈はないので、以下のように
何段階かに分けて作ることにした。
(1)入力情報は、ユニット基本情報とVASSALモジュールの
imageファイル(画像が含まれている)である。しかし、これだけでは、
ユニットの集まりを表す標題(第15師団など)が作れない。そこで、
ユニット基本情報のデッキ名称からOOBの標題に変換するOOB参照情報を
作る事にした(csvファイル)。
下図の赤枠が手動で入力する情報で、OOBの各標題になる。
出来上がりのOOB標題部分は、下図のようになる。
(2)OOB参照情報のデッキ名を人が打ち込むのは、効率的でない。
そこで、Pyrhonプログラムで、ユニット基本情報からデッキ名を抽出してOOB参照情報の
A列6行目以降にセットするようにした。
下図の青枠がプログラム作成したもの。(プログラムは最後に記載)
上図の赤枠内を手動で打ち入れる。部隊名と指揮官名(階級付き)にしている。
(3)ユニット基本情報は、ケーニヒスヴァルタの戦いでは3つになる(フランス軍、ロシア軍、プロシア軍)。
そこで、一斉に作るよりも、1つのユニット基本情報でOOBを部分作成する方法にした。理由は、
Python-fuの開発環境が良くないので、高度なプログラミンが出来ない為である。
下図のようにメニューから参照するユニット基本情報を指定する。
作成位置は、OOB参照情報のC列3行目か4行目に0を入れる。空白でない方の位置に
OOBを作成する。フランス軍は左に作るので、C列3行目に0を入れる。
次回へつづく
<個人的な感想>
なかなか全自動でOOBを作るのは難しい。そこで、手動入力・操作を
含めた半自動で作ることにした。この辺りは割り切りである。