前回までの各種ツールを使ってケーニヒスヴァルタのVASSALモジュールを作成できた。
１．ツールと入出力情報
使用したツール（名前の先頭に＊が付いたものが自作したもの）は、以下の通りである。
| 入力情報 | 使用したツール | 出力情報 |
| ユニットカウンターシート | ＊PythonのOCR機能プログラム | ユニット諸元情報 |
| ユニット諸元情報 | ＊EXCEL VBAのユニット編集プログラムと手動編集 | ユニット基本情報 |
| ユニット基本情報とVASSALのbuildファイル（テンプレート） | ＊Pythonのbuild情報作成プログラム | VASSALのbuildファイル（ユニット情報含む） |
| 地図データ（スキャンしたもの） | GIMP2.10と手動編集（補正と貼り合わせ） | VASSAL用地図 |
| ユニット基本情報、製作参照情報（定数） | ＊GIMP2.10 Pythn-fuの画像製作プログラム | ユニット画像情報（一部手動作成） |
| ユニット基本情報、VASSALのimageフォルダ（ユニット画像） | ＊Pythonの基本情報チェックプログラム | エラー情報（画像の不足、その他） |
| VASSALのimageフォルダ、buildファイル、モジュールファイル | ７－Zip（ファイル圧縮ツール） | VASSALモジュール（地図未反映） |
| VASSALモジュール（地図未反映）、VASSAL用地図 | VASSAL編集画面 | VASSALモジュール（地図反映の完成版） |
２．VASSALモジュールの内容
（１）フランス軍
（A）ユニットデッキ
（B）ユニット（マップに配置）
（C）ユニットの戦力情報
（D）ユニットの諸元情報
（E）ユニットの裏画像
次回へつづく
＜個人的な感想＞
Pythonの基本情報チェックプログラムが効果的で、ユニット画像と裏画像の不足を
事前に確認できる。その為、作成したVASSALモジュールに問題がない。