つづき
7.Python-Fuの不具合箇所特定
プログラム実行時に不具合箇所を特定するには、ソースコードに
下図のようなメッセージ出力関数gimp.messageを入れる。
パラメータは文字列なので、必要な情報を編集すれば良い。
実行時には、GIMP画面下部に下図のように表示される。
実行中にエラーがあれば、そこで処理が中断されるので、
その後に入れたメッセージ出力関数の表示はでない。
正常に処理した最後のメッセージがGIMP画面に表示された
ままになるので、エラー箇所の範囲を特定できる。
下図は実際に不具合箇所を特定した例である。
赤枠の行がエラー箇所である。
しかし、何故にエラーになるのか暫く分からなかった。
原因はdatay[cidy][5]の内容が文字(Ⅴ)なので、int型には変換できない為である。
次回へつづく
<個人的な感想>
Anaconda+JupyterNotebookの環境下であれば、すぐにエラー箇所が分かる。
しかし、Python-Fuでは、何度も実行して範囲を絞っていく必要があるので、効率が悪い。