ユニット諸元データの入力については、前回までの試行で
ある程度の見通しは立った。
1.基本的な作業手順
(1)ユニットシートをスキャナで撮影する。
(2)撮影した画像をPythonのOCR機能で読取り、
csvファイルに出力する。
(3)EXCELで上記のcsvファイルを開いて、手動で編集する。
ここまでで、少なくともプログラムで扱えるデジタルデータが
出来上がる。
(注)上記データを基に、VASSALモジュールに設定する方法に
ついては、今後検討する。
2.追加必要なデータと基本データの作成
(1)追加データ
上記1のデータは、ユニット名をキーにして、諸元情報が紐付いている。
VASSALモジュールでは、他に下記の情報が必要になる。
(A)ユニットの画像情報
(a)表画像名称(下図に例を示す)
(b)裏画像名称(下図に例を示す)
(B)登録するトレイ名称(下図に例を示す):Tray
(C)トレイ内のデッキ名称(上図に例を示す):French1
なお、デッキは、下図の青丸で囲んだユニットの山に対応する。
(D)デッキ内のカード名称((B)の図に例を示す):21th Chassur
なお、カードは、上図の1枚のユニットに相当する。
(E)ユニットの戦力(初期値)(下図に例を示す):5
(2)基本データの作成
ユニット名称をキー情報として、下記のような基本データを作成する(EXCELで手動作成する)。
灰色で塗った部分は、キー情報と同じにするか、キー情報から参照できるデータである(入力不要)。
なお、デッキ内のデータの並びは、ユニットの並び順(先頭のユニットは、デッキ内の一番下に)になる筈である。
<個人的な感想>
基本データの作成は、これ以上効率化は出来そうにない。ただ、”.jpg”は自動付与できるので、入力不要にできる。
実際に作成する際に、更なる効率化(省力化)ができないか、改めて検討することにして、今回はここまでにする。