3画面を使う事で、バタイユゲームのVASSALプレイがどの程度やり易くなるか
の効果を見る為に、シェンカーバンの戦いでプレイしてみた。
なお、今までロシア軍は勝てなかったので、今回は戦い方を変えることにした。
1.ロシア軍の戦い方
全ての歩兵、コサック、竜騎兵(歩兵の戦いができるので)をワイン畑に
潜伏させる。敵と接触したら、後退せずに白兵攻撃する。
後方は軽騎兵と砲兵で守る。
とにかく時間稼ぎをして、フランス軍のGuntersdorf占領を阻止する。
部隊の損失は考慮しないで、機会があれば白兵戦を試みる。
2.潜伏ルール
第4次シェンカーバンの戦い準備(1)と(2)のルールを基本とする。
変更点は、次の点とする。(どこにどの部隊が居るか、事前に分からないようにする)
(1)実部隊かどうかの判定は、以下のようにする。
(A)36ケのマーカーを下図のように6グループに分け、1グループに1旅団を対応させる。
(B)ロシア軍の防御射撃フェーズでサイコロを2ヶ振り、1番目の賽の目により旅団を特定する。
なお、各グループの中で最初にサイコロを振った時に決め、以降は無視する、
例)上図のグループ1(マーカーが1~6)のユニットでサイコロを振った時に、賽の目が16ならば
このグループはウラヌス旅団になる(下図のようにウラヌス旅団に11~16を対応させている場合)。
(C)2番目の賽の目で実部隊を特定する。(下図のように賽の目と実部隊の対応は決めておく)
例)賽の目が16の場合は、猟兵第6連隊第3大隊である。グループ内の他のマーカーについては、
旅団が確定しているので、2番めの賽の目だけで実部隊を特定できる。
(2)フランス軍偵察部隊
ロシア軍に少し有利なように変更する。これは、第2次シェンカーバンの戦いでロシア軍主力が
ワイン畑内で戦った際に、フランス軍の戦術的勝利になった結果を考慮した。
(A)偵察部隊の規模は、中隊に限定する(小隊は禁止する)。
(B)偵察部隊は、親大隊から2HEX以内に留まる。もし離れた場合(親大隊が移動するなど)は、
(C)全てのマーカーを偵察する。
3.戦闘序列(OOB)
ロシア軍は6ケ旅団(重騎兵を含む)と後方部隊(軽騎兵と砲兵)に再編成する。
フランス軍は第4次の戦いと同じ編成とする。
<個人的な感想>
偵察部隊のルール変更で、ロシア軍に少し有利になった。しかし、ワイン畑に留まることは、
フランス軍の増援部隊との交戦が早まる。その為、どの程度の効果があるかは、戦ってみないと
分からない。まあ、先の見えない方がプレイして楽しみがある。