数式記述を得意とするフリーの文書処理システムLaTexと、その統合環境の
1つであるLyXを使ってみた。結論は、大変使いやすい。
1.インストール
(1)LaTex
下記のWEBページの”ISO イメージからのインストール”を参考にインストールできた。
約40分かかる。ISO ファイルが約3.5GBもあるので、大部分がダウンロード時間である。
正常に完了すると、下図のようにメッセージが出る。
(2)LyX
下記のWEBページの”2.1 Windowsバイナリ”を参考にインストールできた。
なお、そのままではエラーが出て使えないので、下記WEBページの”そこで文書の設定を変更:”
の内容を設定し、下図赤枠の”文書の既定値として保存”をクリッしてから閉じる。
下記のWEBページにお世話になりました。ありがとうございます。
2.使用例
(1)数式記述
下記のような記述が簡単にできる。ほとんど数学の教科書のような記述である。
(2)一般文書
以前に記述した”Landwehrの和訳は何が良いか”の内容をLaTex+LyXで
書いたものをPdfファイルにしたものが(Landwehr)である。とても簡単に書けた。
<個人的な感想>
LyXは、文書の体裁を気にせずにドンドン書けるので使いやすい。その結果も、
それなりの体裁になっているので、感心した。
但し、英語圏のプログラムなので、日本で一般的なpLaTeX2e(日本語用に改変)を
読み込めない点が残念である。下図のエラーが出る。
今から論文を書くわけでもないので困らないが・・・。