テキストボックス内のフォントで、一部だけ変更できるか試してみた。
1.GIMP(バージョン:2.10.12)
(1)初期状態
BIZ UDPゴシックを指定した。
(2)2行目のUDP文字だけにVladimirフォントを指定した場合
全ての文字がVladimirフォントになった。但し、登録されていない文字は既定のフォントで補われる。
2.Draw.io(バージョン:10.9.4)
(1)上記1.と同様に2行目のUDP文字だけにVivaldiフォントを指定した場合
(A)他の文字はBIZ UDPゴシックのままである。
(B)2行目のUDP文字だけがVivaldiフォントに変わる。
(2)補足
使えるフォントは、次の条件を全て満足するものである。
(A)OSに登録されているものだけである(C:\Windows\Fontsにあるもの)。
その為、フォント管理ツールNexusFontは有効でない。フォントのインストール方法については、
下記の手順で上手くいった。
(a)フォントファイルを右クリック。
(b)”プログラムから開く”にカーソルを合わせて、Windowsフォントビューアーを選択。
(c)画面上部にある”インストール”をクリック。
(B)フォント埋め込み可能である(フォントファイルを右クリッして、プロパティの詳細タグを見れば分かる)。
(a)下図のように、”プレビュー/印刷”であれば使える。
(b)下図のように、”インストール可能”であれば使えない(デフォルトのフォントで表示)。
<個人的な感想>
いつも使い慣れているGIMPではできなかったが、Draw.ioでは文字単位でフォントを変えられる。
少し残念だが、文章中でフォントを変えたい場合には、Draw.ioを使うほうが良さそうである。
但し、フォント埋め込み可能でない場合には、GIMPで表示できるので、
GIMPとDraw.ioを比べると各々一長一短がある。使い分けると良さそうである。