今までは、VASSAL用マップを紙地図から作成(6)と(7)で記載したように、
地図の4隅からサンプル地点の座標を読み取り、これを元に地図を回転して
補正していた。しかし、この作業は時間と手間がかかる。
そこで、基準画像を見ながら補正する方法を検討する。以前に、
VASSAL用マップを紙地図から作成(20)で4マップの位置合わせの基準に
使った方法と同じである。今回は、地図補正の基準に使う。
1.基準画像と地図の重ね合わせ表示
(1)下図のように基準HEX画像(白地に赤線のHEX)にスキャナ読取り地図(サイズは
3307×2338画素に縮小済のもの)を別レイヤーとして重ね合わせる。
(2)地図の透明度を50%位に落とし、移動コマンドを使って地図の左上部分のHEXを下図のように合わせる。
なお、GIMP2にて倍率200%表示として作業する。
(3)地図の右上部分は、下図のようにズレがある。
(4)地図の右下部分は、下図のようにズレがある。
(5)地図の左下部分は、下図のようにズレがある。
(6)上記(3)~(5)のズレを小さくするように補正するのが目的になる。
まずは、以前のように回転補正を行う。
長くなるので、次回につづく
<個人的な感想>
基準が目に見える形で補正するのは分かりやすい。初めから気がつけば良かった・・・。