囲碁ソフトLeela Zero(2)

つづき

 

 自分の打ち手で、どこが悪かったかを調べるためにLizzieを使う事にした。

Lizzieの思考エンジンは、Leela Zeroである。そこで、同じLeela Zeroと

対局したほうが良いと思い、GoGui経由で対局した。

その途中結果をsgfファイルで出力し、Lizzieで取り込んだ。しかし、

下図のように表示されて、打ち手が最初から再生できない。

また、下図赤枠のように、手順のつながりがない。

どこの問題かを切り分ける為に、GUIとしてsabakiを使ってみた。

下記のWEBページにお世話になりました。ありがとうございます。

GTP対応囲碁GUI「Sabaki」のインストールと使いかた – Windows編

sabaki経由でLeela Zeroと対局し、その途中結果をsgfファイルで出力した。

Lizzieで取り込んだら、下図のように最初の打ち手のみが候補として表示される。

また、赤枠のように手順のつながりがある。

↓キーを押すと、順次次の手が表示され、空白キーを押すとLeela Zeroが思考する。

その手の評価と、他の候補手の評価を下図のように表示する。丸の中の数値は、

上段が評価値(勝つ確率)で、下段が手を読んだ回数(31Kは31000回思考)である(*1)。

推奨手が上位から青、黄緑、橙色で示される。丸の外側に白か黒で縁取りされたものは、

実際に打たれた次の手である。例えば、次の白の手は右上隅の評価53.8読み31K回の

最善手である(黒が自分で、白がLeela Zero)。

 (*1)読む回数が多いということは、本筋である事を示すと思う。また、その先の手の選択数が

   多いことも示す。

結論として、Lizzieで再生できないのはGoGuiとLeela Zeroのインターフェイスの問題である。

 

<個人的な感想>

 GoGuiでLeela Zeroを登録する際に、何回かエラーが出たので、それが原因かもしれない。

当面は、Leela Zeroと対局する時はGUIとしてsabakiを使う事にする。

今は技術が進歩して、囲碁ソフトも上図のように高度の分析が出来るようになったのだと感心した。

 

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