今まではグラフィックボードを使って画面を表示していたので、
CPU内臓グラフィック機能は無効にしていた。今回、マルチディスプレイを
検討する際に、この機能が使えるものか検討した。その結果を以下に纏める。
1.背景
古いPCのグラフィックボードは、出力ポートが2つしかない。4画面を
想定した時に、2ケ不足する(古いPCを譲ろうとしたら、4画面対応の
要望があった為)。そこで、CPU内臓グラフィック機能が使えるか検討する事にした。
2.古いPCの仕様確認
(1)CPU
下図のWEBページで確認したら、2画面まで対応可能との事。
(2)マザーボード
下図のWEBページで確認したら、HDMI、DVI-D、D-Sub の
端子が各1ケ付いているとの事。
3.テスト
下記の条件でテストし、CPU内臓グラフィック機能を使って、問題なく
2画面を表示できる事を確認した。
(1)使用した端子
マザーボードのDVI-D、D-Sub の2ケ。
(2)テスト内容
Micosoft Edgeで左右の画面に合計10ケのタブを開いた。左側の画面はGoogle Mapの
航空写真を表示し、マウスでスクロールさせても円滑に移動できる。
<個人的な感想>
CPU内臓グラフィック機能はIntel HD Graphics 3000で、今となっては古いものである。
しかし、2画面表示させてもスムーズに表示できるので驚いた。もっとカクカクするのかと思った。
なお、3DMarkのテストを行おうとしたら、対応していないとの表示が出た(3Dは無理か・・・)。