第4次シェンカーバンの戦い(6/E)

<20:00開始時点の状況>

<21:00終了時点の状況>(4ターン経過後)

 目標のGuntersdorfは、フランス軍が2HEX占領できた。フランス軍は、あと1ターンあれば

完全占領できた(決定的な勝利)ので、惜しかった。

ロシア軍は累計で3ヶ大隊が全滅、1ヶ大隊が降伏、12ヶ大隊が潰走中で部隊レベルが3に低下した。

フランス軍に潰走した大隊は無く、部隊レベルは0のまま。

<フランス軍左翼の状況拡大>

 ボルコンスキー旅団は壊滅し、ボルコンスキー公爵も捕虜となった。

<フランス軍中央の状況拡大>

 リーデルス旅団も壊滅し、パヴログラード・ユサール連隊のC大隊を犠牲にして何とか時間を稼いだ。

下図でフランス軍が包囲した1HEX(空白箇所)でパヴログラード・ユサールC大隊が降伏した。

この頑張りがなければ、フランス軍は目標のGuntersdorfを完全占領できた。

<フランス軍右翼の状況拡大>

 ストリューク旅団もペニツキー騎兵旅団も壊滅し、下図でフランス軍が包囲した2HEX(空白箇所)で

ナルヴァ擲弾兵大隊、チェリニガフ竜騎兵A大隊と共にストリュークとペニツキー少将も捕虜となった。

<勝利判定>

 勝利条件を適用すると勝利であるが、気分的には大勝利である。

 

<人員の戦力と損失> 

ゲーム損失=歩兵1戦力100人、騎兵1戦力50人で計算した今回のゲームで失った人員を2で割ったもの。

前回損失=第3次シェンカーバンの戦いのゲーム損失。

史実損失=参考資料から引用した実際の戦いの推定死傷者数。

 ゲーム戦力史実戦力ゲーム損失前回損失史実損失
フランス軍2070020660110012501200
ロシア軍 7250 7300270015502600

 

<プレイテストによる評価>

(1)ナポレオン補正の効果は凄い。ナポレオンの指揮下で無敵のフランス軍を体験できる。

 ゲームバランスの面ではフランス軍が圧倒的に有利になるので疑問であるが、気分的に

 最強フランス軍を体験できる。その意味では有効である。

(2)6ヶユニットの潜伏位置を36ヶ所に増加した事の効果は小さい。フランス軍の

 小隊が効率よく偵察できる為である。小隊を禁止して中隊に限定すれば、効果は大きい。

 しかし、プレイテストの結果を振り返ると、丁度良いと思う。中隊では偵察に時間がかかり、

 フランス軍がワイン畑を抜けるのが遅くなる事で引き分けにしかならないと推測される。

(3)偵察部隊の派遣ルールは、上記のように妥当と考える。

 

<個人的な感想>

 今回のゲーム損失が史実に近い事もあり、ナポレオン補正と偵察部隊の派遣ルールは妥当と

考える。特にナポレオン補正により無敵のフランス軍を体験できる点が魅力的である。

 

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