フリートランドの戦いで行われたセナルモン准将の砲撃がどの程度模擬できているかを確かめる為に、
プレイテストを行う事にした。
１．条件
（１）フランス軍
砲兵指揮官（特殊能力あり）：セナルモン准将。
徒歩１２ポンド砲１ヶ中隊、徒歩６ポンド砲３ヶ中隊、騎馬４ポンド砲４ヶ中隊（実質２ヶ中隊）。
１２ポンド砲４門、６ポンド砲１６門、４ポンド砲１６門の合計３６門。
（２）ロシア軍
歩兵指揮官：オステルマン中将
戦列歩兵１２ヶ大隊（３９００人）
所属砲兵はフランス軍砲兵を目標に射撃する命令を受けていたので、プレイテストから除外する。
→前回の密集目標の命中補正プレイテストで、対砲兵砲撃は効果の無い事を確認済なので、
居ても意味がない為。
（３）部隊配置
下図の配置で開始する。
（４）プレイ時間と天候
１７：４０から２０：４０までの１０ターンで昼間の扱い、天候は晴れ。
２．テスト結果
４ターン終了後の１８：４０終了時点で、フランス軍砲兵は壊滅状態になった。（下図参照）
フランス軍砲兵 損失：５ヶ中隊（８戦力）、 混乱：２ヶ中隊、 健在：１ヶ中隊
ロシア軍歩兵 損失：１ヶ大隊（師団合計では１６戦力）、 潰走：４ヶ大隊、 健在：７ヶ大隊
３．評価
史実のようにロシア軍歩兵を潰走させられない。逆に砲兵部隊が壊滅した事は、単に賽の目が
良くなかった訳ではない。有能な砲兵指揮官が指揮した場合に、もっと相手に損害を与えられる
ような補正が必要と考える。
＜個人的な感想＞
今回は歩兵が勇敢に（士気チェックに成功して）砲兵に白兵戦を仕掛けられた事が勝因である。
その為、補正案としては、ロシア軍歩兵が白兵戦を仕掛け難いようにするのが良いと思う。