小型空母を使ってドローン空母の有効性を検討した。ドローン空母はMODを
入れる事で自動的に戦闘機と爆撃機を生産・補充できる点が良い。
1.小型空母
フリゲート艦に分類される小型空母で艦載機が最も多い(20機)スプリット製パンター級を選んだ。
(1)外観
(2)装備
(A)シールド 1GJ × 4
(B)主砲(IBL) 4門、 (ISR) 10門、 (CIG) 8門、 副砲(HEPT) 4門
(C)高射砲(FAA) 12門、 機銃(PAC) 2門
(D)艦載機 最大20機(今回は自動補充)
(3)使用したMOD
・Drone Carrier Software 2 (DCS2) v2.07a
2.ゼノンセクター347で戦ってみた結果
(1)条件
ドローン爆撃機4機、ドローン戦闘機5機でQ級フリゲート艦1隻を攻撃する。応援はなし。
敵のゼノンは必要に応じて、戦闘機やコルベット艦が応援に来る(有無と規模は変化する)。
(2)結果
初めに戦闘機が、その次に爆撃機が全滅した。Q級フリゲート艦の損害はシールドが65%に
減少したのみである。
3.評価と結論
ドローン爆撃機とドローン戦闘機、その武器の性能を下記に示す。爆撃機に装備しているレーザー
兵器の威力が小さいので、フリゲート艦などの艦艇攻撃には有効でない。MODの説明にはCapital Ship
(M1.M2)にはFirestorm Missileを積むと記載されているが、今回の爆撃機では利用できない。
(手動でFirestorm Missileを積んでも、使えなかった。)
結論として、ドローン空母は有効でない。フリゲート艦を沈められないなら、爆撃機・戦闘機を
20機搭載しても意味がない。対戦闘機の防空用なら、艦船の対戦闘機兵器と空母搭載予定の
M4戦闘機(Solano)で十分である。
速度(m/s) | シールド(MJ) | 船体(MJ) | 旋回(rpm) | 砲門数 | |
爆撃機 | 351 | 800 | 3000*1 | ー | PRGx8 |
戦闘機 | 600 | 75 | 10 | 85 | MDx6 |
シールド損失(MJ/s) | 船体損失(MJ/s) | 弾速(m/s) | 射程(km) | ー | |
PRG | 7.2 | 0.8 | 1560 | 2.3 | |
MD | 0 | 1.0 | 739 | 1.0 |
*1 数値が大き過ぎるが、下図のように表示される。本来は30と思われる。
<個人的な感想>
ドローン爆撃機の攻撃力が小さすぎる。Firestorm Missileを積めれば良いのだが・・・。
しかし、ドローン空母は戦闘機・爆撃機を買い揃える手間がないのは良い。
便利であるが、戦力として有効でないのでドローン空母は見送りとする。