今回は、他人工場の生産品買取自動化方法を検討する。
1.現状
(1)管理方法
今は他人工場に自分の輸送船を常駐させている。時々手動で下図のような
交易機能を使って生産品を買い取る。
(2)問題点
(A)手間がかかる事である。出来れば自動交易のように自動化したい。
2.自動化の検討
(1)基本的な考え方
(A)資源の供給と生産品の買取は1隻の輸送船で1工場を担当させる。
理由は次の3つである。
(a)同じ工場の生産品買取を2隻以上の船に設定すると、2隻とも買取に
行くので、後から着いた船が無駄な行動になる。
(b)売買できる品物の最大数が8である。
目標とする工場の資源数は1工場当たり3ヶ、売買なので×2で6ヶになる。
生産品1ヶの買取と巨大輸送船への蓄積で2ヶになり、合計8ヶ(MAX値)になる。
輸送船を無駄なく稼働できるのが良い。工場によっては、蓄積したい装備品が
もう1つある場合もある。この場合は、予備の輸送船で自動買い取りをするか、
その工場で資源の供給率が高い(他人がよく売りつけにくる)資源を外して、
代わりに生産品を買い取るかの選択ができる。当面は後者で運用して様子を見る。
(c)各工場毎に独立させる事で、他工場への影響を無くす。
例えば、交易ステーションの売値を輸送船の売値にする事が基本であるが、
個々の工場により偏差(高い方に)があるので、個々に工場毎に売値を
高くする事ができる(*1)。この時に設定を間違えたり、修正したりしても、その工場に
対する資源供給が遅れるだけである。しかし、1隻の輸送船で複数の工場に供給する
方法では、その遅れが他の工場にも反映されるので、輸送効率が良くない。
(*1)本来は利益を出す事よりも工場の生産継続が第一優先である。しかし、少々の利益を
上積みしても問題ないと判断する。
(B)自動化に使えそうなMOD
Commodity Logistics Software MK2である。資源提供する輸送船に搭載済なので、
新しく船に装備する必要はない。
(2)自動化の可否
結論から言えば、自動化は可能である。課題となった項目を以下に整理する。
(A)買値
確実な方法は、最高値とする事である。生産中止で在庫0の状態から生産再開すると、
工場の最初の生産品価格は最高値になるからである。利益を考えれば、もう少し在庫が
溜まって平均値になるまで待つ方が良さそうである。しかし、それまでに他人に買われては
何にもならない。巨大輸送船に蓄積する装備品が必要な数になってから、見直しても遅くない。
<個人的な感想>
装備品調達体制の確立第1段階(検討)が完了したので、第2段階(実施と検証)に
進むことにする。第1段階の検討で全ての項目に見通しが立てられたので、満足している。