今回は、他人工場の資源供給自動化方法を検討する。
1.現状
(1)管理方法
今は他人工場に自分の輸送船で必要な資源を手動指示で運んでいる。
工場に着いたら、下図のような交易機能を使って資源を販売する。
(2)問題点
(A)手間がかかる事である。出来れば自動交易のように自動化したい。
特に資源が下図のように複数あると、工場の資源収集係になったような・・・。
何のゲームをしているのか分からない。
2.自動化の検討
(1)基本的な考え方
(A)自動化に使えそうなMOD
次の2つが候補になる。
(b)Commodity Logistics Software MK2
(B)試行して分かった事
検討する上で参考にする為に、上記のMODを使ってみて分かった事は、以下の通りである。
(a)CAGは、自分の工場にしか使えない。
(b)MK2は機能的には使えるが、思うようには輸送船が動いてくれない。その理由は、次の2点である。
・輸送船の買取価格(買値)と資源元の販売価格(売値)が一致しない(この場合が大部分を占める)
・輸送船の売値と工場の買値が一致しない
下図のように17クレジットで買い、19クレジットで売る設定をした場合を例とする。
・17クレジットは、下図の設定前に調べたSolar Power Plant M alphaの売値であるが、
輸送船が行動しようとした時には変化している。理由は、他人(NPC)が買った事により
売値が高くなった為である(在庫が減ると、売値が高くなる)。
その為、輸送船は条件不一致で待機のままになる。
・同様に19クレジットも下図の設定前に調べたMedium Weapon Complex alphaの買値であるが、
輸送船が行動しようとした時には変化している。理由は、他人(NPC)が売った事により
買値が低くなった為である(在庫が増えると、買値が低くなる)。
その為、輸送船は条件不一致で待機のままになる。
売買の価格は時間と共に変動するので、その工場に合った価格を設定するのが難しい。
また、各資源元と各工場ごとに価格を調べるのでは、自動化の意味がない。
長くなったので、続きは次回に記述する。
<個人的な感想>
Xワールドでは需要と供給により品物の価格が刻々と変化する。その為、買値を予想するのが
困難である。自分の工場の資源を収集するMODのCAGは、その点で優秀である。工場の買値よりも
低い価格で売っている資源を自動的に探して買ってくる。MODのMK2は、そこまでの機能はない。
CAGが他人の工場にも適用できれば問題ないが、そんなに甘くはない・・・。