（２）装備品の調達
これは難しい。何らかの工夫が必要である。
（Ａ）現状分析
現状ではフリゲート艦１隻を完全装備するのにゲーム内で約１０時間と輸送船団への手動指示が
必要になる。このままでは、大艦隊を装備するのは無理である。
（Ｂ）工夫案
なるべく資源供給と生産品買取を自動化できないか試行する。具体的には、ＭＯＤを利用して装備品の
在庫を増やすようにする。また、生産品の在庫が生じたら自動的に買取できるようにする。
（ａ）自前の工場建設
お金がかかるが、時間に比例して定常的に装備品を調達できる。但し、デフォルト設定だと
生産品を売却して利益を得ようとするので、販売禁止にする必要がある。そうすると在庫ＭＡＸで
生産停止してしまうので、この辺の管理をどうするかが課題である。
（ｂ）他人の工場を活用
お金は少なくて済むが、工場を稼働させる為の資源供給を自分で行う必要がある。
その自動化が課題である。また、生産品を他人に横取りされないように、買取をする事も
必要である。この自動化も課題になる。
（Ｃ）装備品調達体制の確立
基本的には、自前と他人の工場をバランス良く使う事にする。どの装備品を自前で作るかは、
艦隊編成と装備を決めてからにする。まずは、体制作りから始める。一気に出来ないし、課題も多い。
そこで、段階的に試行錯誤する。
・第１段階
（ａ）自前工場の在庫管理方法を検討する。→直ちに行う。
（ｂ）他人工場の資源供給自動化方法を検討する。→直ちに行う。
（ｃ）他人工場の生産品買取自動化方法を検討する。→直ちに行う。
・第２段階
（ａ）上記第１段階（ａ）～（ｃ）の方法を現在使っている自前と他人の工場に適用する。
→第１段階の検討が完了次第に行なう。
（ｂ）上記第１段階（ａ）～（ｃ）の方法が上手く運用出来ているかを検証する。
→上記第２段階（ａ）の適用から、ゲーム内時間で約４時間以降(*1)に行う。
（ｃ）上記（ｂ）で上手く行かない場合には、対策を検討する。
(*1)現在の艦船装備品の中で、最も生産時間の大きなものがＣＩＧの２時間１８分である。
輸送船による資源の輸送、買取などの時間と余裕時間を考慮して４時間以上あれば、
装備品が１つは生産・買取できる筈である。少なくとも、手動による輸送船手配、品物買取の
時間よりは短縮できる。
・第３段階
（ａ）必要に応じて自前の工場を追加する。また、使えそうな他人の工場を選定する。
（ｂ）上記第１段階（ａ）～（ｃ）の方法かその対策を上記の工場に適用する。
＜個人的な感想＞
装備調達体制が上手く運用できるかどうかが、希望する艦隊を完全装備させる事が
できるかどうかになる。体制をつくらなくても、手作業と時間を掛ければ可能ではあるが、
それではゲームを楽しめないので、なるべく自動的に装備品が生産できるようにしたい。
本来ならば、ゲーム本体が対応すべき問題と思われるが、品不足の状態がゲームデザイナーの
意図なのかもしれない。