時計と眼鏡は長い付き合いである。中学校に入った頃から時計と眼鏡を
着けるようになった。地方の電車通学だったので、時計は電車の着発時刻に合わせて
学校を出る為に必要であった。眼鏡は近視用で、プラスティックフレームであった。
それから数十年経ったが、今の時計は三代目、眼鏡は十数代目?である。
1)時計
もう38年の付き合いである。同級生で親友(亡くなった)の母から学校の卒業記念に贈られたもの。
その前の年に親友が心臓麻痺で亡くなったから、それから39年経った。彼は高校教師になった
ばかりで、良い教師になれた筈だったのに・・・。
バンドは初め黒革だったので、その後も似たようなものにしていた。しかし、汗の匂いが残るので
金属製に代えた。会社に入ってから退職し、今に至るまで故障もせずに時を刻んでいる。
2)近視・乱視用眼鏡
これも35年の付き合いである。研修期間が終了して、一般職になってから自分で購入したもの。
実家の近くにある個人経営眼鏡店で買ったが、今はその店も閉店している。職人気質の店主であった。
ガラスレンズはニコン製、フレームもニコン製TITEXである。今でも外出用に使っており、視力は0.8になる。
何度も落としたが、壊れもせずに丈夫なものである。鼻当てだけは汚れて、ヒビが入ったので何度か代えた。
3)老眼鏡眼鏡
これは20年の付き合いである。人間ドックで老眼と言われ、上記2)と同じ店で購入した。妻が選んだもの。
ガラスレンズはニコン製、フレームはPOLICE製(Titanum)である。今でもPC用・室内用に使っている。
<個人的な感想>
時計も眼鏡も、こんなに長い付き合いになるとは思っていなかった。自分の棺桶に入れるとしたら、
この3つとバタイユゲーム(アルブエラの戦い)である。