ザールフェルトの戦い(2)

1.今回のプレイ方針

  史実の再現は棚上げして、両軍とも積極的に攻撃する事にした。今回のプレイは、

 自家製プロシア軍砲兵のモラル、射撃力、隊形変更能力の評価が目的である。

 (1)プロシア軍の方針

  (A)背景

    初期配置では戦力的に優勢であるが、フランス軍は増援が来るので時間と共に

   戦力は劣勢になる。そこで、作戦案は2つある。

  (B)作戦案

    案1)最初から攻勢に出て、増援が来る前に今いるフランス軍を追い払う。

      →フランス軍は地図端の近くにいるので、潰走すると地図外に移動することになる。

      そうすると潰走状態のまま回復ができずに軍団モラルレベルを下げさせるメリットがある。

    案2)防御に重点を置き、フランス軍に攻めさせる。

      →プロシア軍は士気が低いので、攻撃できる機会が少ない。その事を考慮すると案1は

      願望が大きく、実際には増援が間に合って自滅する可能性がある。

      しかし、今の位置でフランス軍の攻撃を待つのでは勝機が少ない。そこで、策源方向に

      後退する事で今いるフランス軍の攻撃を誘い、増援部隊との距離を広げる。後退のタイミングが

      ポイントで、早過ぎれば交戦する機会が減り小規模の後衛戦になる。遅ければフランス軍の

      増援部隊が最前線に到着して戦力的に劣勢になる。

  (C)最終方針

     作戦案2を採用し、フランス軍の増援部隊第1陣が地図に登場したタイミングで、

    後退を開始する。右翼部隊は待機し、中央部隊を策源方向に移動する(Crosten村の左側へ)。

    左翼は中央部隊のいた位置へ移動する。狙いはフランス軍主力部隊が中央部隊を攻撃して

    プロシア軍を挟み撃ちにする態勢に誘い、機会をみて右翼がフランス軍主力部隊を攻撃する。

    左翼はフランス軍の増援部隊を遅滞させて時間稼ぎをする。

 

 (2)フランス軍の方針

   史実に沿って、増援部隊が到着するまでは待機する。増援部隊が到着したら、

  前進・交戦してプロシア軍の後退を妨げる。出来れば後退方向の橋を先に占領して

  プロシア軍の退路を遮断する。

 

 (3)勝利条件

   プロシア軍とフランス軍のモラルレベル差で判定する。なお、補正としてグナイゼナウが

 戦死した場合は、フランス軍の勝利判定を1段階有利にする(モラルレベルが同じでも、

 フランス軍のギリギリの勝利とする)。

 

<個人的な感想>

 フランス軍の増援部隊が到着してからの両軍の動きがお互いに読み筋通りになる。しかし、

その結果がどうなるかは両軍の機動力と攻撃力が左右しそうである。

勝利条件の補正は、プロシア軍の未来を背負う重要人物が死亡するので妥当と思う。

 

<リンク>

ブログのトップページは、こちら

バタイユゲーム情報班のホームページは、こちら