1806年(軍制改革前)の自家製プロシア軍砲兵のモラル、射撃力、隊形変更能力を評価する為に、
ME版ザールフェルト(Saalfeld)の戦いをソロプレイした。今回プレイ用に作成したVASSALモジュールを使い、
バタイユゲーム支援ツールは最新版のV1R13を使った。なお、両軍の初期配置はME版ルールから変更している。
1.初期配置の変更理由
ME版の戦闘序列(OOB)と初期配置は下図である。プロシア軍の初期配置には、次の問題がある。
(1)OOBと部隊配置が一致しない。
指揮ルール(自家製)を適用すると、最初から指揮範囲外の部隊、下位指揮官が多数あるので
思うように部隊の運用ができない。(ME版ルールのみでは指揮ルールがないので問題は生じない。)
(2)部隊が広範囲に展開し過ぎていている。
・予備戦力が遠すぎる(1ヶ大隊は右上の川向う、もう1ヶ大隊は左上の町の中)。
・第1線部隊の相互支援が難しい。
(3)史実の配置と違う箇所がある。
なお、ザクセン軍戦列歩兵の配置は自分が決めたので、それを除いても違う点が多い。
2.変更したOOBと初期配置
Histoire&Collections Jena-Auerstaedt: The Triumph of the Eagleのp30を参考にした。
主な変更点は次の通り。
(1)プロシア軍は左翼・中央・右翼の3部隊に纏めた。
(2)フランス軍歩兵部隊を前衛、主力、増援の3部隊に纏めた。
前衛はヴィクトール少将が指揮する(上記の文献参照)。
AM10:00時点でランヌ元帥は前線で命令を出していたので、主力はランヌが指揮する。
増援は軍団所属の騎兵旅団も含めてスーシェ少将が指揮する。
<個人的な感想>
変更したOOB、初期配置の方が戦いやすい。指揮ルール(自家製)が問題なく使えるし、
今回は敵軍を撃破する目的とするので適した配置と思う。
プロシア軍の左翼は大佐以上が指揮する規模であるが、軍参謀の地位にあるとはいえ大尉が
指揮するのに違和感がある(史実通り)。この頃からグナイゼナウは能力が認められていたのか・・・。