前回のつづき
8)読み取り不足領域の補修
A)類似図形をコピーして貼り付け
・補修用のレイヤーを別に追加しておく。
・類似図形をコピーして上記のレイヤーに貼り付ける。(下図は50%の縮小表示)
・上記の類似図形を移動して空白部分に位置合わせをする。
画像の貼り合わせの時と同様に重ねる図形の透明度を50%に下げ、位置合わせの
終了後は100%に戻す。(下図は200%の拡大表示)
B)地形表示の補修
a)傾斜など類似図形がある場合
上記A)と同様に類似図形(下図の青線で囲んだ領域)をコピーして貼り付ける。
なお、大きめにコピーして位置合わせを行い、その後で不要部分は消去する。
b)川など類似図形が無い場合
画像編集ソフトの線描画と色塗りつぶし機能を使って不足する部分を埋める。
なお、使う色は色の採取機能を使って川の色(青い部分、黒い部分)から取り込む。
修正した結果は、以下の通り(100%表示)。修正箇所を予め知っていれば、加工に
気付くが、そうでなけれな分からないレベルと思う。
<個人的な感想>
既存図形のカット&ペーストで大部分の補修はできるので、作業は楽である。
一部は手書きが必要な箇所もあるが、余り判断に困るようなものはない。
仕上がったマップに特に不満はないので、後はHEXの位置合わせだけが
問題であり、これが一番難しい・・・。