VASSAL用マップを紙地図から作成(8)

前回のつづき

5)地図の貼り合わせ

 A)準備

   フルマップ1枚に相当する新規画像(私の場合は7000×5000画素)を作る。

  背景は初期値の白のままとする。

 B)地図左上部分(VASSAL用マップを紙地図から作成(2)の番号1)の配置

   地図左上部分の画像を上記A)の画像の左隅に追加する。上辺と左辺に

  白い部分が残らないように画面を200%以上で表示して確認する。

 C)地図左下部分(VASSAL用マップを紙地図から作成(2)の番号3)の配置

   地図左下部分を上記B)に追加する。その後、この画像の透明度を50%程度に

  してから、境界部分を近くまで移動する。下図は200%に拡大した例。

 

   上記C)の画像を移動して、B)の画像と共通部分が一致するように移動する。下図は一致させた状態。

 HEXの線が微妙に合わないが、これが最適な位置になる。

 ※地図をスキャンする際に中央部分を重視したのは、下図の共通部分を少なくともHEXの75%は

  確保したい為である。この共通部分が小さいと、2つの画像が上手く位置合わせ出来ない。

 

 位置が確定したら、透明度を100%に戻して貼り合わせが完了する。

 

なお、A)B)C)の画像は別のレイヤーにしておく。ここで行った位置合わせが適切か

どうかの最終確認はVASSALでのHEX合わせで行う。そこで、修正が必要と判断すれば、

C)の画像を移動する事になるので、C)単独で移動できるようにしておく必要がある。

 

<個人的な感想>

 後から追加する画像の透明度を下げて位置合わせを行う方法は、分かり易いので

作業が楽である。

 

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