<10:20開始時点の状況>
<10:20終了時点の状況>(1ターン経過後)
<フランス軍付近 地図上部>
フランス軍は第1線の2ヶ連隊全てで突撃を試みたが、突撃できたのは竜騎兵第22連隊のみで
目標はユサール第3連隊。交戦した結果、プロシア軍に1戦力損失・潰走させた。
第22連隊は消耗状態になる。
村に退避したプロシア軍のシレジア猟兵第2大隊を包囲しようとしたが、連携ミスで逃がしてしまった。
<プロシア軍付近 地図下部>
プロシア軍の各部隊は、上記ユサール第3連隊の潰走に巻き込まれて歩兵1ヶ大隊と
騎馬砲兵1ヶ中隊が混乱した。その後、3部隊とも士気チェックに失敗して潰走した。
シレジア猟兵第2大隊、戦列歩兵第27連隊第1大隊、ユサール第7連隊は、無事に
ハレに入り、通常状態を保持している。プロシア軍の士気レベルは1から3に低下した。
勝利ポイントは、3(到着大隊数)×0.6-3(士気レベル)=-1.2となる。
全戦力 | 騎兵戦力 (左記の内数) | 損失 | |
フランス軍 | 3000 | 竜騎兵3000 | 50 |
プロシア軍 | 4900 | ユサール1500 | 1275 |
プロシア軍の損失の中で1100人は捕虜の分である。
<評価>
1)騎兵突撃ルールの変更
問題ないと考える。騎兵突撃の効果、特に潰走中の歩兵に対して高確率で降伏させられる事に
対する抑止が必要である(*1)。その手段として呼び戻し判定は良いと思う。
(*1)潰走中の歩兵に対して騎兵突撃中の白兵戦は、今回戦力比計算結果で6:1を超える場合が多く、
100%歩兵は降伏した。余りにも強力過ぎるので、ゲームバランスの面で弱める方法は必要と感じた。
2)白兵戦結果表の見直し
問題ないと考える。潰走中の歩兵に対しての騎兵白兵戦で6:1を超える判定が生じるので、
その結果をより正しく判定できると思う。
<個人的な感想>
今回のプレイテストで騎兵突撃の強烈さを実感した。歩兵は方陣を組む事が出来ないと、
ほぼ壊滅(降伏)する。反撃できる騎兵が十分に居ないと、負ける確率が高いと感じた。
今回、プロシア軍から見ると、”鮫がうようよいる海を泳いで逃げるような” ビクビクしながら
襲われる味方を見殺しにしながら、何とか逃げ切ったような感じである。