今回は軽騎兵用を整理した。ユサール、猟騎兵が使うもので、年代によりモデルが違う。
詳細は、こちらを参照。なお、騎兵の種類などによりサーベルの握り・鞘などが異なる。
型式 | 配備開始年 | 刃の長さ(cm) | 刀身の重さ(kg) | 刃の反り(cm) |
AN IX | 1802年 | 87.0 | 1.04 | 5.4 |
AN XI | 1806年 | 86.6 | 1.11 | 5.2 |
AN XIII | 1808年 | 88.0 | 1.23 | 5.2 |
(参考)日本刀 国宝 金象嵌銘 城和泉守所持正宗磨上本阿の刃の反りは2.2cm。
(注)英語ではsabreに該当し、主に敵を斬る事を目的にする。特に馬上から複数の敵を斬るには、
反りがあった方が良く、東ヨーロッパや中東から伝わったとの事。
AN IXの基本仕様
AN XIの親衛隊猟騎兵仕様
AN XIIIの親衛隊猟騎兵仕様
刀身に模様が入っている特注品のようである。
<参考>刃の反り
<個人的な感想>
軽騎兵が素早く敵に負傷させて戦闘力を失わせる(軽傷でも良い)事が目的であるのに対して、
重騎兵は敵を壊滅・殲滅する(重症を負わせる)事が目的である。その違いが判っていると、
騎兵突撃を受ける側から見れば、重騎兵の方が怖い・・・。