フランス騎兵のサーベル(2/E)

 今回は軽騎兵用を整理した。ユサール、猟騎兵が使うもので、年代によりモデルが違う。

詳細は、こちらを参照。なお、騎兵の種類などによりサーベルの握り・鞘などが異なる。

型式配備開始年刃の長さ(cm)刀身の重さ(kg)刃の反り(cm)
AN IX1802年87.01.04 5.4
AN XI1806年86.61.11 5.2
AN XIII1808年88.01.23 5.2

(参考)日本刀 国宝 金象嵌銘 城和泉守所持正宗磨上本阿の刃の反りは2.2cm。

(注)英語ではsabreに該当し、主に敵を斬る事を目的にする。特に馬上から複数の敵を斬るには、

 反りがあった方が良く、東ヨーロッパや中東から伝わったとの事。

 

AN IXの基本仕様

 

AN XIの親衛隊猟騎兵仕様

 

AN XIIIの親衛隊猟騎兵仕様

  刀身に模様が入っている特注品のようである。

 

<参考>刃の反り

<個人的な感想>

 軽騎兵が素早く敵に負傷させて戦闘力を失わせる(軽傷でも良い)事が目的であるのに対して、

重騎兵は敵を壊滅・殲滅する(重症を負わせる)事が目的である。その違いが判っていると、

騎兵突撃を受ける側から見れば、重騎兵の方が怖い・・・。

 

<リンク>

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