ランチェスターの法則はゲームでも有効か(3)

 今回はシェンカーバンの戦いである。整理したものは以下の通り。

内容フランス軍ロシア軍

武器性能比

(ロシア軍/フランス軍)

 

初期戦力残存戦力初期戦力残存戦力第1法則第2法則
史実2066019460 7300 47000.4621.54
第2次2070019900 7250 48500.3331.12
第3次2070019450 7250 57000.812.50

 第2次は第2法則が当てはまるように見える。ワイン畑での接近戦であるが広域の戦場なので、

戦力の2乗が効いていたと判断する。第3次は微妙であるが、第1法則が当てはまるかもしれない。

第3次はワイン畑ではロシア軍前衛が遅滞戦闘、その後ワイン畑を抜けてからロシア軍本隊が交戦した。

ロシア軍本隊から見れば、フランス軍がワイン畑の狭い道を抜けてからの交戦なので、河にかかった橋を

渡ってからの戦闘と同等と見なせば、ラシンの戦いのように狭い接近戦が主である第1法則が適用できる。

 

<個人的な感想>

 史実はランチェスターの法則が当てはまらないが、バタイユゲームでは当てはまると思う。但し、

第3次は、やや無理に適用したようにも思う・・・。

 

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