今回はシェンカーバンの戦いである。整理したものは以下の通り。
内容 | フランス軍 | ロシア軍 | 武器性能比 (ロシア軍/フランス軍)
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初期戦力 | 残存戦力 | 初期戦力 | 残存戦力 | 第1法則 | 第2法則 | |
史実 | 20660 | 19460 | 7300 | 4700 | 0.462 | 1.54 |
第2次 | 20700 | 19900 | 7250 | 4850 | 0.333 | 1.12 |
第3次 | 20700 | 19450 | 7250 | 5700 | 0.81 | 2.50 |
第2次は第2法則が当てはまるように見える。ワイン畑での接近戦であるが広域の戦場なので、
戦力の2乗が効いていたと判断する。第3次は微妙であるが、第1法則が当てはまるかもしれない。
第3次はワイン畑ではロシア軍前衛が遅滞戦闘、その後ワイン畑を抜けてからロシア軍本隊が交戦した。
ロシア軍本隊から見れば、フランス軍がワイン畑の狭い道を抜けてからの交戦なので、河にかかった橋を
渡ってからの戦闘と同等と見なせば、ラシンの戦いのように狭い接近戦が主である第1法則が適用できる。
<個人的な感想>
史実はランチェスターの法則が当てはまらないが、バタイユゲームでは当てはまると思う。但し、
第3次は、やや無理に適用したようにも思う・・・。
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