今回は第3次ラシンの戦いで使用した武器性能比を検討する。この戦いは、
砲撃戦が主体なので大砲の種類と数から性能比を試算する。
オーストリア軍とポーランド軍の使用大砲の種類と数は以下の通り。
12ポンド砲 | 6ポンド砲 | 3ポンド砲 | 合計 | |
オーストリア軍 | 12 | 48 | 8 | 68 |
ポーランド軍 | 44 | 44 |
大砲の性能比として下記の重みを付けて(重み)×(大砲の数)を積算したものを計算する。
12ポンド砲=2、 6ポンド砲=1、 3ポンド砲=0.5
加重合計 | |
オーストリア軍 | 76 |
ポーランド軍 | 44 |
上記を武器性能比とすると1.73である。この値とバタイユゲームの結果1.90を比較すると、
かなり近い値である。従って、第3次ラシンの戦いではランチェスターの第2法則が当てはまると判断する。
<個人的な感想>
ランチェスターの法則はバタイユゲームにも思った以上に当てはまる(少し意外であるが・・・)。
<リンク>