ランチェスターの法則はゲームでも有効か(1)

 バタイユゲームで1ヶ軍団規模同士の戦いをプレイして戦力の損失を纏めたものが

蓄積出来てきた。そこで、ランチェスターの法則が有効かどうか検証してみる事にした。

初めは、4回戦ったラシンの戦いを整理すると以下のようになる。

内容ポーランド軍オーストリア軍

武器性能比

(オーストリア軍/ポーランド軍)

 

初期戦力残存戦力初期戦力残存戦力第1法則第2法則
史実141851293525000227500.5560.316
第1次131001080023850212500.8850.469
第2次131001017523850208250.9670.504
第3次175501595023850232502.671.90
第4次175501625023850224000.8970.655

 第3次を除くと第1法則が当てはまるように見える。第1法則は、狭い戦場での接近戦である。

確かに第3次を除けば、河を挟んで橋付近の戦いが主になったので、納得できる。

第3次は第2法則が近いように見える。第2法則は、広い戦場での戦いか射撃戦である。

これも、第3次は砲撃戦が主になったので、納得できる。武器の性能比については、次回で検討する。

 

(補足)ポーランド軍とオーストリア軍との間では、武器性能に大きな差はないので、

   武器性能比が1に近いならば法則が当てはまると判断した。例外は第3次ラシンの戦い。

 

<個人的な感想>

 史実はランチェスターの法則が当てはまらないが、バタイユゲーム(ラシンの戦い)では当てはまると思う。

特に戦い方の違いが結果に反映されるのは驚いた・・・。

 

<リンク>

ブログのトップページは、こちら

バタイユゲーム情報班のホームページは、こちら