バタイユゲームで1ヶ軍団規模同士の戦いをプレイして戦力の損失を纏めたものが
蓄積出来てきた。そこで、ランチェスターの法則が有効かどうか検証してみる事にした。
初めは、4回戦ったラシンの戦いを整理すると以下のようになる。
内容 | ポーランド軍 | オーストリア軍 | 武器性能比 (オーストリア軍/ポーランド軍)
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初期戦力 | 残存戦力 | 初期戦力 | 残存戦力 | 第1法則 | 第2法則 | |
史実 | 14185 | 12935 | 25000 | 22750 | 0.556 | 0.316 |
第1次 | 13100 | 10800 | 23850 | 21250 | 0.885 | 0.469 |
第2次 | 13100 | 10175 | 23850 | 20825 | 0.967 | 0.504 |
第3次 | 17550 | 15950 | 23850 | 23250 | 2.67 | 1.90 |
第4次 | 17550 | 16250 | 23850 | 22400 | 0.897 | 0.655 |
第3次を除くと第1法則が当てはまるように見える。第1法則は、狭い戦場での接近戦である。
確かに第3次を除けば、河を挟んで橋付近の戦いが主になったので、納得できる。
第3次は第2法則が近いように見える。第2法則は、広い戦場での戦いか射撃戦である。
これも、第3次は砲撃戦が主になったので、納得できる。武器の性能比については、次回で検討する。
(補足)ポーランド軍とオーストリア軍との間では、武器性能に大きな差はないので、
武器性能比が1に近いならば法則が当てはまると判断した。例外は第3次ラシンの戦い。
<個人的な感想>
史実はランチェスターの法則が当てはまらないが、バタイユゲーム(ラシンの戦い)では当てはまると思う。
特に戦い方の違いが結果に反映されるのは驚いた・・・。
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