<20:00開始時点の状況>
<21:00終了時点の状況>(4ターン経過後)
目標のGuntersdorfは、両軍とも占領できなかった。ロシア軍はフランス軍を防ぐのに精一杯で、
Guntersdorf占領に回せる戦力がなかった・・・。フランス軍は、あと40分(2ターン)あれば占領が
可能で勝利できたが、時間切れになってしまった。
ロシア軍は累計で4ヶ大隊が全滅、9ヶ大隊が潰走中で部隊レベルが3に低下した。
フランス軍は、下記のように計5ヶ大隊が潰走した。
ウディーノ師団 2ヶ大隊潰走中、 部隊レベルは1に低下。
スーシェ師団 潰走なし、 部隊レベルは0のまま。
レグラン師団 3ヶ大隊潰走中、 部隊レベルは1に低下。
<最終状況左翼拡大>
ロシア軍砲兵陣地は2ヶとも健在。夜でも大砲の恐怖で歩兵が近づけなかった・・・。
左側のボルコンスキー旅団(臨時)は、フランス軍の主攻撃方向から外れていた事もあり、
まだ戦線を維持できている。
中央高台は包囲されつつあり、司令部の将軍達はギリギリで脱出できた。事実上戦線は崩壊。
<最終状況右翼拡大>
ロシア軍1ヶ大隊が未だ森の中で頑張っているが、事実上戦線は崩壊。この地域の指揮官
ストリューク少将は20:20に射撃戦で腕を負傷して後送され、指揮も混乱状態になった。
<勝利判定>
勝利条件を適用すると引き分けである。ロシア軍後衛を事実上崩壊させたが、
フランス軍も2ヶ師団がレベル1に士気低下しており、戦力比3:1の優勢を十分に
活かせなかった。
<人員の戦力と損失>
ゲーム損失=歩兵1戦力100人、騎兵1戦力50人で計算した今回のゲームで失った人員を2で割ったもの。
前回損失=第2次シェンカーバンの戦いのゲーム損失。
史実損失=参考資料から引用した実際の戦いの推定死傷者数。
ゲーム戦力 | 史実戦力 | ゲーム損失 | 前回損失 | 史実損失 | |
フランス軍 | 20700 | 20660 | 1250 | 800 | 1200 |
ロシア軍 | 7250 | 7300 | 1550 | 2400 | 2600 |
<プレイテストによるバタイユゲーム支援ツールの評価>
1つ改善点が見つかった。指揮フェーズ以外では、混乱・潰走の混在判定が必要である。
敵・味方とも混乱・潰走して逃走ルートが味方部隊の居る所になる事がある為。
(地形の移動消費量、敵のZOCなどの影響による)
<個人的な感想>
戦う前はロシア軍が一方的に負けるかもしれないと思っていたが、意外に時間との
戦いがギリギリの戦いになり、結構面白かった。ロシア軍は崩壊したが、戦力損失は
フランス軍と大きな差がなく、健闘したと思う。
フランス軍の失敗は、砲兵を前線に送った事である。移動力が小さいので、後続の
歩兵・騎兵の道路移動の邪魔になり、夜の為に援護射撃も出来なかった。
結果的になるが、準備不足でも19:00から攻撃を開始しないと時間切れになってしまう。
<リンク>