射撃戦ではME版、COA版とも部隊のモラルは、射撃力で間接的に反映されている
ように思う(同じ戦力でも精鋭部隊の方が射撃力が大きい)。しかし、損害が増えてモラルが
下がった場合には反映されない。そこで、もっと積極的にモラルによる補正を試みる事にした。
1)基本的な考え方
A)平均的な部隊のモラル26(6進数)を基準に一定値以上離れた場合に、
賽の目に補正をする。モラルが高い(値が小さい)場合は命中率が上がり、
モラルが低い(値が大きい)場合は命中率が下がる。
B)部隊のモラルは、部隊基本のモラル(印刷値)と色々な補正が加算されるが、
射撃戦では一部の補正を無視する。補正項目と使用の有無、理由は以下の通り。
補正項目 | 使用 | 補足、または使わない理由 |
所属部隊の補正 | 有 | 可変(-2〜ー12まで色々) |
隊形の補正 | 無 | 隊形により射撃力が変わるので重複する為 |
50%以上戦力損失の修正 | 有 | -6補正 |
指揮官の補正 | 有 | 士気ボーナスを使う |
2)ゲームでのモラル補正
A)賽の目補正量
モラル26は10進数では18なので、(18-補正した部隊モラル)÷3を補正量とする。
なお、割算結果は切捨てとする。モラル差の3は1つの段階とMr.Sporsも言っていたし、
賽の目6を考慮すると2か3が良さそうなので、ここは3を採用した。
B)兵科による違い
歩兵は、上記1)B)の3種類の補正をするが、騎兵と砲兵は所属部隊の補正を受けないので、
残る2種類の補正をする。
<個人的感想>
色々な補正をすると時間がかかるが、そこはEXCELを使って簡単に判定できるツールを
作る事で対応できる。バタイユゲームの良い点の1つは、部隊モラルにより色々な違いが
出る事と思うので、射撃戦にも反映できるのが楽しみである。
<リンク>