前回のつづき。
C)平地から高台を砲撃した場合の扱い
a)着弾距離の違い
仰角1.1°(500m先の高台を砲撃する場合)と1.22°(600m先の高台を砲撃する場合)の
着弾距離の比較と弾道を下記に示す。
仰角 | 1.1°(紫色) | 1.22°(緑色) | ||
第1回着弾距離 | 第2回着弾距離 | 第1回着弾距離 | 第2回着弾距離 | |
平地の場合 | 675m | 972m | 728m | 1041m |
高さ3mへ | 531m | 715m | 601m | 821m |
b)有効距離の考慮
第1回目の着弾距離で127〜144m短くなっている。バタイユゲームのHEXサイズ100mを
考慮して、切捨てにより有効距離は100m短くなるものとする。
c)他の大砲の扱い
基本的には同じなので、一律に有効距離が100m短くなるものとする。他国の大砲も同じとする。
2)ゲームでの高低差の扱い
A)有効距離の変更
a)高台から平地を砲撃する場合は、有効距離が1HEX長くなる。
b)平地から高台を砲撃する場合は、有効距離は1HEX短くなる。
c)高台から高台を砲撃する場合は、有効距離は変わらない。
B)射撃力
有効距離が延びた場合の射撃力は中距離とする。
C)跳弾の扱い
有効距離が延びた場合は、跳弾距離も延びる。
D)その他
a)堡塁は高台と扱う。
b)要塞については、個別に扱いを検討する(城壁の高さが色々な為)。
<個人的感想>
1HEXの延長・短縮では、あまり効果が無いかもしれない。しかし、高所に設置された
大砲の威力を雰囲気的に模擬できるので良いと思う。
<リンク>