COA社の特殊ルールでは、ロケット砲を以下のように扱っている。
1)射撃能力
射程距離:12HEX(1200m)
射撃値:3(距離に関係なく固定)
ロケット砲と目標の間の視程(LOS)に障害物があっても砲撃できる。
2)着弾位置判定
下図のように3回サイコロを振って、着弾位置を決める。
A)砲兵中隊と目標を結ぶ直線を決め、その線上でサイコロ2ヶの目の合計が着弾距離。
B)榴弾マーカの1をロケット砲に向けて置き、サイコロ1ヶの目が偏差方向。
但し、1はマーカの位置に着弾し、次の偏差は行わない。2以上の場合にC)を行う。
C)上記賽の目の方向にサイコロ1ヶの目だけ進んだ位置が着弾位置。
上記を反映した着弾範囲は、次のように最大で目標方向に縦18HEX横6HEXになる。
確率の最も高いHEXは濃い赤色になる。
3)命中判定
通常の射撃と同じく、射撃値(3)÷射撃防御値(地形、隊形により決まる)で射撃比を決め、
サイコロ2ヶの目と射撃結果表から命中の有無を決める。
4)補給
4回分のロケット弾を携帯しており、なくなれば補給(4回分)する。通常の大砲の9回分に
比べて少ない。
<個人的感想>
着弾位置はロケット砲の命中精度の悪さを表現したものであるが、今一つ納得できない。
特に、”全ての敵銃火よりも私を危険に晒した”トンデモナイ事が実現できない。
さらに射撃値が3と通常の騎馬砲兵9よりもかなり小さく、平地の縦隊歩兵でも射撃防御値6
であるので、命中確率は14%と低いので手数がかかる割には効果がない。
これでは、使いたくない・・・。そこで、使えるように次回で自家製ルールを検討しようと思う。
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