渡河戦のプレイテスト(9/E)

 今回の渡河戦の結果を纏めると次のようになる。

 オーストリア軍ザクセン軍
歩兵騎兵砲兵歩兵騎兵砲兵
初期兵力(*1)4100人1200人14門1400人 100人 8門
戦闘による損失(*2) 500人   0人 0門 400人   0人 0門
渡河時の損失(*2) 400人   0人 0門   0人   0人 0門
全滅した部隊2ヶ大隊 なし なし   なし なし なし  

(*1)オーストリア軍の騎兵と砲兵は働かなかったので、実質は歩兵部隊のみ。

(*2)歩兵1戦力100人、騎兵1戦力50人で計算したゲームで失った人員を2で割ったもの。

 

 今回の敗因は次のようなものが考えられる。

1)オーストリア軍の砲兵による援護がない。(指揮の誤り)

2)大規模な渡河を行っても援護がないと個々に撃破される。(指揮の誤り)

3)渡河戦はリスクが大きい。(どうしようもないので、軽減する戦いの検討が必要)

4)戦列歩兵は湿地には進入できないので、渡河できる場所が狭い(4HEX)うえに、

 舟橋中隊が邪魔で援護できる場所がなくなる。(地形的な制約と工兵運用が不適切)

 

 プレイテストで気付いた”ルールに追加する補足”は、次のもの。

1)夜間は渡河禁止とする。暗い中で増水した河川を泳ぐのは危険すぎるので。

2)夜間前に渡河した部隊が、夜間戦闘で川を渡る後退を強要(混乱、潰走)

 された場合は、降伏とする。

3)日没後は、まだ明るさが残っているので渡河可能とする。

 

<個人的感想>

 渡河戦は面白かった。思うような戦況の流れにならないが、悪くなったり

良くなりそうになったりハラハラする雰囲気は好みである。

今回は、舟橋中隊が南岸部分の橋を完成させた後に、北岸側の作業を

守る為に歩兵部隊を渡河させる作戦を取ったが、上記の敗因のように

無理が重なって敗北した。次も戦うとしたら、どのような作戦が良いか

検討するのも意味があると思うので、次回に記載する。

 

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