渡河戦のプレイテスト(1)

 渡河戦の自家ルール検討結果を評価する為に、ラシンの戦いの

1戦区(高台付近)を舞台にプレイテストした。

状況は第4次ラシンの戦いと同じにして、前衛部隊に舟橋中隊が

配属されており、北岸の橋頭保確保を目標に戦う。

 

<18:40オーストリア軍ターン開始時点の状況>

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1)オーストリア軍の方針

 戦列歩兵1ヶ大隊を予備に残して、軽歩兵2ヶ大隊と戦列歩兵2ヶ大隊で一気に

北岸の橋頭保確保を目指す(旅団長の下に戦列歩兵1ヶ大隊がいる)。

砲兵は移動の邪魔になるので、河岸から離れて待機している。

ザクセン軍は戦列歩兵3ヶ大隊(1ヶ大隊5戦力は指揮官の下にいる)が砲兵の

視程外にいて、渡河直後の反撃を狙っている。

オーストリア軍右翼方面の敵には、戦力は小さいがユサール騎兵連隊がいる。

散開隊形で渡河すると騎兵突撃に対して潰走になる為、軽歩兵も縦隊隊形で渡河する。

また、対騎兵用に戦力の大きい戦列歩兵大隊を最右翼に配置する。

 

<18:40オーストリア軍移動フェーズ終了時点の状況>

 縦隊の戦列歩兵と散開隊形の軽歩兵は士気チェックに成功して北岸に留まる。

縦隊で渡河した軽歩兵大隊(赤丸)は士気チェックで失敗し、戦力を1失って南岸に戻る。

なお、自家ルールの指揮官ボーナスによる救済で2→1戦力に損失を軽減できた。

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<個人的感想>

 士気チェックで1ヶ大隊が失敗したが、こんなものと思う。次のザクセン軍の反撃を

耐えられるかどうかが勝敗の分かれ目と思う。耐えられれば自軍の移動フェーズで

縦隊か横隊に変更でき、戦力的に互角になるので。

 

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