第4次ラシンの戦い(1)

 次の項目を評価する為に、ラシンの戦いを再度プレイテストする。

1)伝令ルールの追加検討結果の使い勝手(命令の遅れを賽の目で判定)

2)援軍要請に対する判定ツールの使い勝手

3)新版白兵戦結果表の影響(防御側の兵科・状態により結果が違う)

 

 シナリオは全てプレイしたので、自己流にアレンジしたものにする。

シナリオ3(舟橋が登場)をベースに勝利条件を下記に変更する。

オリジナルは第2.5次ラシンの戦いで述べたようにオーストリアに

勝利の見込みがないので、もう少し現実的に緩和する。

 A)ポーランド軍とオーストリア軍のモラル差で1次判定(モラルの高い方の勝利)

  ・差が0なら引き分け

  ・差が1なら限定的勝利

  ・差が2なら戦術的勝利

  ・差が3なら決定的勝利

 B)目標達成による1次判定の修正

  川の北岸に橋頭保を確保(*1)すれば、オーストリア軍のモラルを2修正(良い方に)、

 確保できなければポーランド軍のモラルを2修正(良い方に)する。

 (*1)橋頭保確保の定義は、”ゲーム終了(PM9:40)時点で川に隣接する任意のHEXを

  占領し、その5HEX以内からポーランド軍を追い出している”とする。

  占領HEXは既存の橋の北岸側か、舟橋で架橋した北岸側HEXが該当する。

  その地点から大砲の短距離(4HEX)が届かない範囲までの領域を自軍が確保して

  いれば、橋頭保を確保したと仮定する。

 

<個人的感想>

 今回のプレイは人的損害で評価する必要はなく、使い勝手と白兵戦結果表の

影響を見るのが目的である。その為、シナリオの変更は少々バランスが悪くても

問題ないと思う。

 

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