第3次ラシンの戦い(7/E)

<21:00開始時点の状況>

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<21:40終了時点(ゲーム終了)の状況>(3ターン経過後)

 左翼と左翼南側は、にらみ合いのまま。中央は、ポーランド軍歩兵大隊が最終ターンに

ラシン隧道を占領したまま終了。

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<オーストリア軍左翼の状況拡大>

 1時間前と同じく、にらみ合いのまま。

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<オーストリア軍中央の状況拡大>

 ポーランド軍の歩兵を隧道から駆逐できずにゲーム終了。最終ターンでのオーストリア軍砲兵の

十字砲火も夜の影響でポーランド軍歩兵大隊の損害は100人のみ。白兵戦も勝てずに終了。

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<オーストリア軍左翼南側の状況>

 1時間前と同じく、にらみ合いのまま。

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<勝利判定>

 ME版の勝利条件を適用して、引き分けである。砲兵による十字砲火を恐れずに

早めにオーストリア軍歩兵による隧道の占領を行えば勝てたかもしれない。

 

<損害> 

1)人員の補正損失

補正損失=歩兵1戦力100人、騎兵1戦力50人で計算したゲームで失った人員を2で割ったもの。

第1回損失=砲兵隊形変更の見直し前のプレイテストの結果。

第2回損失=砲兵隊形変更の見直し後のプレイテストの結果。

第3回損失=砲兵隊形変更の再見直し後のプレイテストの結果(今回の結果)。

史実損失=参考資料から引用した実際の戦いの推定死傷者数。

 第1回損失第2回損失第3回損失史実損失
ポーランド軍2300人2925人1600人1000から1500人
オーストリア軍2600人3025人 600人2000から2500人

戦闘経過が違うので単に比較するのは意味がないが、砲兵隊形変更の再見直しの評価において

参考にできると考えた。なお、オーストリア軍の損失が少ないのは、歩兵と騎兵が敵砲兵から

4HEX以上離れており、余り目標にならなかった為である。その為、ポーランド軍砲兵は主に

オーストリア軍の砲兵を目標に砲撃した。

2)大砲の損失

 第1回損失第2回損失第3回損失
ポーランド軍  4 18  0
オーストリア軍  0  3 14

 

<砲兵隊形変更の再見直し評価>

 今回の戦いは固定的な砲撃戦が中心であり、砲兵隊形変更の機会は多くはなかった。

しかし、オーストリア軍の損害を受けた砲兵中隊を予備の砲兵中隊に交代させる際に、

再見直しの効果により砲兵隊形変更が出来ずに遅れた事が数回あった。

その為か、ポーランド軍の人員損失は、史実と大きな違いがなくなっているので、

再見直しは妥当と判断する。

 

<個人的感想>

 ポーランド軍の防御陣形に対して、砲兵で敵歩兵を弱体化させてから歩兵に

よる攻撃をする方針に誤りはないと思うが、初めから砲兵6ヶ中隊を並べての

砲撃に徹してから、日没前の19:00頃から歩兵による強襲に切り替えた方が

良かったかも知れない。機会を見て歩兵を投入する為に隧道の入り口2ヶを

空けたままにしたのが、もったいなかった。

なお、今回のシナリオ2では、増援師団が交戦する機会が少なくて残念である。

 

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